ペットの防災ってできていますか?3.11震災から11年南トラに備えて今すべきこと。

動物

東日本大震災から今日で11年が経ちましたね。

被害に遭われた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

そして、この震災から学んだことを私たちは次の災害にいかさなければならないです。

南海トラフ地震、数年のうちに必ず起こるとわかっていることです。しかし、防災対策きちんとできている方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。

私自身も、現在南トラの被災が予想される地域に住んでいます。(津波は来ない高台)

決して、避けることのできない自然災害の発生に備えるのは、明日ではダメなんです。

今日起こるかもしれないです。

この記事にたどり着いたあなたにはぜひ、危機感を持っていただければ幸いです。

今回は、数ある防災の中でも特にペット防災についてこれまでの取材経験(元マスコミ)から学んだ知識をお伝えしようと思います。

東日本大震災では、地震の揺れや津波によって少なくとも3,000匹以上のペットが犠牲になったそうです。(環境省より)

ペットを飼っている方はもちろんですが、ペットを飼っていない方にも決して関係のない話ではないんです。理由は読んでいただければわかりますが、人と動物と共存って、もう切っても切り離せないところまで来ているんですよね。

今日という節目の日に、ぜひペット防災について知ってもらえたらと思います。

※ここでいうペットは犬をイメージしてお話しています。

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ペット防災とは?

ペット防災とは、言葉の通り「ペットを災害から守る対策」をとることですが、それだけではなく人の命を守るためにペットの防災も行うという意味が含まれているようです。

人の防災といえば、避難訓練や避難時の持ち出し品の準備、家の耐震対策などが考えられますが、ペットの防災って具体的に何を準備しておけばいいのでしょうか。

ペットの命を守ることが人の命を守ることにつながる

出典:日テレnews

では、なぜペットの命を守ることが人の命を守ることになるのか。

まずはこちらの動画をご覧ください。(Facebookに登録されている方限定)

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私はこの動画にすべてが詰まっているなと感じました。

まず、

「ペットも一緒に避難できないなら避難したくない」

という人が出てきてしまうということです。

私も実家で犬を飼っていますが、もしペットと一緒に避難できないというなら私もしないです。

なぜなら、ペットという名前なだけで家族の一員だからです。

ペットを飼っていない方からしたら理解できない思考かもしれませんが、感覚的には自分の子どもを置いて避難するようなものなのです。

とてもできないですよね。

だからこそ、避難所へのペットの受け入れ態勢を整えることが必要になってきます。

このほかにも、ペットを置き去りにせざるを得なかった場合、野生化して繁殖してしまい、人が戻ってきたときには動物無法地帯になってはいけませんので、去勢避妊手術が必要になりますよね。

こうした問題は、ペットを飼っている人だけでなく、飼っていない人にとってもけっして他人事ではない、考えなければならない問題です。

動物との共存は避けられませんからね。

つまり、ペットの防災を考えることは、ペットの命を守るだけでなく、その飼い主の命も守ることであり、さらには、そこに戻ってくる人々の生活を守ることでもあるのですね。

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ペット同伴避難の課題・改善点

ここで問題となってくるのが、ペット同伴避難です。

ペットと一緒に避難することができれば、こうした繁殖・動物天国の事態は避けられますよね。

では、ペット同伴避難という言葉を聞いてどう思いましたか?

あまり、聞きなじみのない言葉だと感じませんか。

実際、まだまだ避難所(各自治体)のペットの受け入れ態勢は整っていないと言えます。

文言上では、「受け入れ可」としていても、具体的な運営はできていないように感じます。

それは、自治体だけの責任ではなく、私たち一人ひとりが考えなければならない問題なんですね。

ペットと一緒に避難するためには、動物が苦手な方やアレルギーがある方などもいらっしゃるでしょうから、そうした人に迷惑をかけないような配慮が必要になってきます。

では具体的な課題と対策を見ていきます。

避難訓練で周知する

例えば地域の避難訓練で犬を連れて避難してきた人を見たことはありますか?

私は、取材で『ペット同伴避難の訓練をしますので、連れてきたい人は連れてきてください!』と周知された訓練に行ったことがあるのですが、実際連れてきたのは1家族のみ

しかもその人は、ペットに関するこうした取り組みをしているいわば関係者でした。

つまり、実際に連れてきた人は一人もいなかったのです。

それだけペットを避難所に連れて行くということに人々が慣れていない証です。

いざとなったら連れて行こうと思っているのかもしれませんが、ぶつけ本番ではうまくいくはずがありませんよね。なぜなら、ペットは住み慣れたあなたのおうち以外での生活はストレスになるため、避難所でおりこうさんにできない可能性が高いからです。

人ですら、自分の家以外で生活するのは落ち着かないものなのに、ペットとなると余計にそうですよね。

さらに、ペットの家族だけでなく、周囲の人にも気を配らなければなりません。

ペットが苦手な人にも受け入れてもらえるよう、ペットが一緒に避難してくるんだということを訓練で認識してもらうこと。そして、実際、ペットを連れてきたときに人とは距離を置いたスペースを確保するのかどうかなど避難所側も事前にマニュアルを作成しておかなければ被災の混乱の中でペットをどうするかなんてきっと考えられないでしょうかた。

避難訓練の時から、ペットも一緒に避難してくるものだとういうことをみんなに認識してもらうことが大切ですね。

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普段からのしつけ

そして、避難先で周囲の人の理解を得るためには、飼い主もそれ相応の努力をしなければなりません。

それが、普段のしつけなのです。

例えば人を噛む癖のある凶暴な犬を避難所に連れてきて万が一人を噛んでしまったら・・・

これでは到底受け入れてもらえないですよね。

また、避難所では基本ペットはケージの中で生活することになります。

本来犬は、暗く狭い洞窟のようなところが落ち着くのですが、ケージに慣れていないと中に入ることができない、入っても落ち着かない、結果暴れたり、吠えたり、犬のストレスになったりします。

そのため、飼い主の責任としてケージに慣れさせるという訓練を普段から行っていないといけません。

私の愛犬は小型犬なのですが、家では放し飼いにしているため、ケージに入ることを嫌がります。

私も訓練しないといけないなと実感しているところです。

こうしたしつけをすることで、犬のストレス減少につながるだけでなく、周囲の人の理解も得やすくなるのではないでしょうか。

避難所での過ごし方

避難所では、ペットは基本ケージの中で過ごすことになるでしょう。

先ほども話しましたが、アレルギーのある方もいらっしゃるでしょうから、人とペットのスペースは分離しないといけません。また、飼い主がいつも近くにいれば一番いいのですが、有事ですから飼い主がいないときもあると思います。

そうした時に必要となってくるのがペットのカルテです。

そのペットのプロフィールを紙に書いてケージに貼っておきましょう。

例えば、狂犬病予防注射は済んでいるのか、年齢や性別、性格や持病などペットのカルテを作っておくことで飼い主以外の人にもそのペットのことが分かるので何かあっても安心ですよね。

ペットの避妊・去勢手術

そして、飼い主の責任として大切なことがペットの避妊・去勢手術をすることです。

これをしていないと、万が一ペットが野生化した時にどんどん増え続けて、結果望まれない命が生まれ、それが殺処分につながってしまうという最悪の事態になりかねません。

避妊・去勢手術のメリット・デメリットについては動物病院に直接聞くのが一番ですが、推奨されていますし、私も愛犬にはしています。

最初はものすごく悩みましたが、子どもを産ませないのであれば、とってしまった方が病気のリスクも減りますし、ストレス軽減にもなるとのことで手術を決意しました。

ペットのためでもあり、人のためでもあるので、ペットを飼われている方は是非一度検討してみてください。

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具体的なペットの防災・必需品

ペットと一緒に避難する時に、必要なものをまとめてみました。(高知県南国市のHPより)

  • フード(普段食べているフード+水分量が多くて食いつきのいいウェットフード)
  • おやつ
  • クレート・キャリー・バッグやケージ
  • ネコの場合は洗濯ネット
  • ビニール袋(大・中・小)
  • ペットシーツ・ネコの場合は猫砂
  • タオル・ティッシュ・ウェットティッシュ
  • 予備の首輪・ハーネス・リード
  • 保温用品・服・カイロ
  • 食器
  • 犬鑑札・狂犬病予防接種済札・迷子札
  • ワクチンの証明書
  • フィラリア・ノミダニの薬
  • 処方されている薬

かなりありあますよね。下手したら人間の避難グッズより大ききがしますが・・・。

中でも絶対いるなと私が思ったものを赤字にしています。

ペット同伴避難ではこれだけのものが必要になってきます方災害が起きてから荷物をまとめるというのは現実的ではないですよね、

ペットの避難グッズもみなさんの避難グッズと一緒に今のうちからまとめておきましょう!

ペット防災まとめ

いかがでしたか。

今のうちから備えておかないとまずいなという気持ちに少しでもなっていただけたでしょうか?

かく言う私もそのうちの一人なんですが。

いつ起こるかわからない災害だからこそ、何も起こっていない今のうちに備えておかなければなりませんね。

今回はペット防災についてお話ししましたが、このほかにも家畜や動物園などはどうするのかといった問題もありますよね。

人と動物はもう切れない関係にありますし、人の世界に連れ込んだ動物たちへの責任というものはやはり人がとならければならないと思います。

それでは、最後にペット防災についてまとめると・・・

  • ペット防災とは、ペットの命を守るだけでなく、人の命を守るためことにもつながる
  • ペットと一緒に避難できないなら避難しないという人がいないように避難所受け入れ態勢を整備する必要がある
  • ペットも一緒に避難することが当たり前になるように周知することが大切
  • そのためには、普段からペットのしつけしっかりして、避難所で周りに迷惑をかけないようにする
  • ペットの常備品を今のうちにまとめておく
  • ペットの避妊・去勢手術をしてペットの野生化後の増殖を防ぐ

ペットの命を守れるのは、飼い主だけですから大切なペットのためにいまできることをして来る南海トラフ地震に備えましょう!

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