9月28日、
福島県二本松市の東北サファリパークで
ライオンに襲われた飼育員が亡くなるという
いたましい事故がありました。
亡くなったのは、
入社27年目のベテラン飼育員
加藤健一さん(53)です。
東北サファリパークで、
このような事故が発生するのは何回目なのでしょうか。
口コミや評判を調査しました。
【事故概要】ライオンが飼育員襲い死亡
死亡事故があったのは、
福島県二本松市にある
東北サファリパーク
です。
9月28日午後3時25分ごろ、
園から消防に
「男性職員がライオンの檻のなかで倒れている」
通報がありました。
この事故で、
飼育員の加藤健一さん(53)
が亡くなっています。
加藤さんは、首など全身にかまれた痕と出血があり、
福島市の病院に搬送されましたが、
病院で死亡が確認されました。
当時、加藤さんは監視員と2人で
園内で放し飼いにしているライオンを檻にもどすため、
檻の中に餌をおく作業をしていたとみられています。
この時に、
上がったままの飼育員用の鉄格子の扉を閉めようと
檻に近づいたところ、
中にいたライオンに引きずり込まれたようです。
園内のカメラには、
加藤さんが首などをかまれる様子が
映っていたということです。
【顔画像】加藤健一さんのプロフィール
名前:加藤健一
年齢:53歳
住所:福島県二本松市表2丁目
職業:東北サファリパーク飼育員
担当:猛獣の飼育
経歴:入社27年目
加藤健一さんの顔画像は公開されていません。
加藤さんは、入社27年目のベテラン飼育員でした。
26歳の時に入社しているので、
もしかしたら別の動物園を経て入社しているのかもしれません、
今回の事故を受け、
「加藤さんと家族に大変申し訳ない。」
と園が謝罪していることから
結婚して妻や子供がいたのではないでしょうか。
また、自宅から職場までは、
車で10分くらい、
公共交通機関で34分とのことです。
東北サファリパークの事故は何回目?
『東北サファリパーク』での事故は
今回で何度目なのでしょうか。
東北サファリパークは、
株式会社東北サファリーパークが運営していて、
福島の他に、
那須や岩手でもサファリパークを運営しています。
それらも含めると5回目の事故になります。
【那須】
・1997年と2000年に飼育員がライオンに襲われ負傷
・2022年1月に収容し忘れたトラが従業員3人を襲い、重傷を負わせる事故
【東北サファリ】
・1989年に、当時19歳の女性飼育員がトラに右腕を噛まれ、肘から先を食いちぎられる事故
『那須サファリ』では1997年の事故を教訓に
「マニュアル」が制定されていましたが、
2000年の事故では、
その「マニュアル」に基づく教育が徹底されていなかったことが発覚し
問題となっています。
2022年の事故では、
従業員らが業務マニュアルの手順にない
時間外労働を強いられていたことも判明するなど
労働環境に問題があったのではと指摘されています。
さらにこれまでは、
10代や20代の若い飼育員たちが事故に遭っていましたが、
今回は27年目のベテラン飼育員でした。
「これまでのケースを見ると、同グループで起きた事故で被害にあった方の多くが10代や20代の若い飼育員たちです。キャリアの浅い飼育員にじゅうぶんな安全教育を行わないまま、そして時間外労働を強いるなどの劣悪な労働環境なども事故が起きる本質的な要因になっているのではないかと、関係者のあいだでは指摘されてきました」
引用:NEWSポストセブン
動物相手ですから、
たとえベテランであっても
何が起こるかわからないのが怖いところです。
また、『東北サファリ』は創業家でレーシングドライバーの
熊久保信重氏が運営にあたっていて、
『東北サファリ』の横では、
『エビスサーキット』という自動車レース場も経営しています。
事業を複数抱えていることから
安全管理や運営体制にも問題点があったのでは
と指摘されているようです。
現在、その辺りも含め
検証が進められているそうです。
東北サファリパークがひどいと言われる理由3選!
「東北サファリパーク」と検索すると
「ひどい」
と言葉と共に検索されていました。
なぜなのか調べてみたところ3つの理由が考えられます。
なお、
なぜひどいと言われているのかということをお伝えしますが、
事実と断定するものではありません。
動物園へ問い合わせたり苦情を入れるなどの行為は
一生懸命働いている従業員さんの迷惑になりますので
絶対にやめましょう。
古くて汚い
口コミを見てみると、
施設が古いことから環境がひどい
と言われているようです。
トイレは仮設トイレのみだし
引用:じゃらん
レストランは古めかしいし、でスタートからテンションさがり。
開園したのは、1978年なので
45年ということで施設も少しずつ古くなるのは仕方ないですよね。
もちろん整備しているでしょうが、
そこはやはり動物優先になるので
整備が間に合わないこともあるでしょうね。
料金が高い
また、料金が高いという指摘もありました。
自家用車を汚したくないのでレンタカーをしましたが
引用:じゃらん
プラス2000円、餌代で1000円、なのでチケット代と合わせると10000円くらいになってしまいます。
大人3人、子供1人で行ったところ、入場料、バス代、エサ代だけで約1万円かかりました。それなりに楽しかったですが、かけた費用を考えると、とても満足できる内容ではありませんでした。
引用:トリップアドバイザー
料金は確かにちょっと高めですが、
動物との触れ合い体験や
サファリパークなどの運営を考えると
仕方ないのかなとも思います。
動物虐待疑惑?
また、こんな記事もありました。
こちらは、
全国の動物園・水族館のショーや
動物虐待に反対するサイトに掲載されていたものなので、
真相は不明です。
ホームページやSNSなどを見る限りでは、
飼育さんは動物たちを愛情たっぷり
育てているように感じました。
高評価の口コミ多数「動物と触れ合える」
また、ひどいという口コミは一部で、
多くは高評価の口コミでした。
こんなに動物と触れ合えるサファリパークは今まで行った中に無かったです。
引用:じゃらん
サファリパークのスタッフの方々の動物に対する愛情や施設を自分たちなりに工夫している感じが伝わって、好印象でした。
引用:じゃらん
ライオンを至近距離で見れる他、草食動物への餌やり(餌代は別途)、アシカや猿のショーも見れてのお値段なので、広大な敷地で必死に生きている動物達の餌代と思えば値段は全然問題ないです。アルパカが餌を求めて一生懸命追いかけてくるので必死さに根負けして餌をあげ続けました。
引用:じゃらん
・動物たちとここまで触れ合える動物園はない
・コスパが最高!
・ショーもふれあいもサファリもあって内容が充実している
と評判でした。
悲しい事故は起きてしまいましたが、
再発防止を徹底し、
従業員さんたちにはこれからも頑張ってほしいですね。
繰り返しになりますが、
動物園への問い合わせや苦情などの迷惑行為は
絶対にしないようにお願いいたします。
愛情持って飼育してくださった
加藤健一さんのご冥福をお祈りいたします。
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