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【わかりやすく】安倍晋三の輸血100単位とはどのくらいの量?ミリリットルだと?値段は?

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安倍晋三元首相が搬送された奈良県立医科大学付属病院の記者会見の中で、

治療では100単位以上の輸血が実施されたという話がありましたが

100単位とは一体どのくらいの輸血量なのでしょうか?

記者も質問していましたが、気になった方も多いと思います。

医療に詳しくない人でもわかるように解説していきます。

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安倍元総理の手術の輸血量100単位

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安倍元総理は病院に到着した時には心肺停止状態で、輸血と止血のための緊急手術が行われました。

しかし、血管の損傷が激しく出血は止まらず、事件から約5時間半後の午後5時3分に死亡が確認された。

また、手術には、「100単位以上」の大量の輸血をしたことも明かされました。

これについて、記者も何mlなのか尋ねていましたが、一般人からしたらそれがどのくらいなのかわかりませんよね。

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ネットの反応賛否両論

この100単位についてネットでもさまざまな意見があがっていました。

やはり、100単位というのは、通常では考えられないような量のようですから、これについてVIP待遇だと指摘する声もありました。(悲しいですが)

しかし、医療に従事していた人の中には、そうした100単位の輸血をする大手術も実際あるわけで今回の手術がそれほど壮絶だったことをこの数字が物語っているとしています。

私は、医療について無知だったので100単位がどのくらいなのかわからなかったのですが、わかる人は、この数字だけでどれほどの大手術だったか一目でわかるということなんですね。

また、今回の報道を受けこのような意見も。

やはり、100単位の輸血というのは相当の量のようです。

血が足りなくなることを危惧して、輸血を呼びかける意見もありました。

100単位の輸血となると、およそ50人分の血液が必要なようです。

心に留めておこうと思います。

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輸血量100単位とはどのくらいの量?

それでは、具体的に輸血量100単位とは何ミリリットルのことなのかみていきましょう。

輸血の種類

輸血は、いくつか種類があり以下のように分類されます。

赤血球濃厚液
血小板濃厚液
新線凍結血漿
アルブミン製剤 
免疫グロブリン製剤

輸血の単位

200 mlの献血から作られる量が1単位です

つまり、単純計算だと、

1単位=200ミリリットとなりそうですが、正確には違います

赤血球液は、

血液200ml中から赤血球を分離し、赤血球保存用添加液(MAP)46mlを加えて、

1単位(140ml)となります。

新鮮凍結血漿は、

血液200mlから分離→1単位(120ml) です。

濃厚血小板は、

血液200mlまたは400mlから分離した血小板を血漿に浮遊。

1単位(約20ml)
2単位(約40ml)
5単位(約100ml)
10単位(約200ml)

となります。

つまり、200mlの献血から成分を取り出して輸血用血液を作るので、量は200mlより少なくなるわけですね。

輸血量100単位は何リットル?

以上のことから、輸血量100単位を計算すると(赤血球液で計算:1単位140ml)

140ml✖️100(単位)=14,000ml(14L)

つまり、100単位の輸血量とは、14Lの輸血ということになります。

2Lのペットボトルで考えたら7本分ということになります。

これは、かなりの量だと容易に想像がつきますね。

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100単位の輸血の値段はいくら?

参考までに、100単位の輸血がどのくらい凄いのか金額も計算してみました。

日本赤十字社によると赤血球製剤の薬価が、

1単位:8,597〜16,379円(2022年4月現在)

100単位使用すると、

859,700〜1,637,900円(単純計算で)

ということになります。

輸血だけでも100万円以上かかっているということですね。

人の命はお金には変えられませんから金額がどうというわけではないですが、それくらい大量の輸血が必要な状態だったということになりますね。

献血の大切さを改めて痛感しました。

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