性的少数者(LGBTQ)や同性婚カップルに対する差別発言をしたとして
荒井勝喜首相秘書官(55歳)が更迭されることになりました。
そこで今回は、
首相秘書官にまで上り詰めた荒井勝喜氏の学歴などについて調査しました。
なんと実は高卒で市役所職員だったという過去が明らかに!
どうやって出世していったのか経歴をまとめました。
荒井勝喜更迭の原因の差別発言とは?

岸田首相の秘書官・荒井勝喜氏が更迭されるようです。
※更迭とは?
人事処置の一つ。 高い地位についている人間の役職を解き、別の人間を当該役職に充てること
きっかけは
性的少数者(LGBT)や同性婚カップルを巡り、
「僕だって見るのも嫌だ。隣に住んでいるのもちょっと嫌だ」
と差別発言をしたことです。
この問題発言は、
2023年2月3日、
2月1日に岸田首相が、国会で性的少数者や同性婚について述べた内容(同性婚の合法化)について
首相官邸で質問された時に、オフレコで荒井勝喜氏が語った内容です。
この他にも
「秘書官室もみんな反対する」
「同性婚を認めたら国を捨てる人が出てくる」
といった趣旨の発言もあったようです。
事態を重く捉えた岸田総理は、
「厳しく対応せざるを得ない発言だ。至急、具体的な対応を考える」
として、
荒井勝喜氏の更迭を決めました。

ちなみに、岸田首相は、
「同性婚を認めると社会が変わってしまう」
という考えを示しています。
その点では、今回の秘書の発言も相違ないように思えますね。
世間の反応
今回の差別発言について世間の反応をまとめました。
荒井勝喜首相秘書官だけでなく、
岸田政権全体への不信感が募っているようです。
岸田首相秘書官が性的少数者について「見るのも嫌だ」など差別発言。謝罪撤回し、「個人の意見」だったとするが、同性婚について「秘書官室もみんな反対する」とも述べていたといい、これが岸田政権の認識と言われても仕方ないのでは。
— 山添 拓 (@pioneertaku84) February 3, 2023
個人の尊厳を、あまりにも理解しない。https://t.co/E6rux0FvrE
「(同性愛者を)見るのもいやだ、隣に住むのもちょっといやだ」
— 歌川たいじ (@taiji_utagawa) February 3, 2023
差別発言の首相秘書官・荒井勝喜氏の息子が起こした騒動。
アタシ、こんな人がいる家の隣に住むのイヤだわ。 https://t.co/Hm5YSCeslp
荒井勝喜首相秘書官が記者団に対し、性的マイノリティについて
— 相談に乗っている桜井🌺 (@sakurai7715) February 3, 2023
「僕だって見るのも嫌だ。隣に住んでいるのもちょっと嫌だ」などと発言か
「同性婚を認めたら国を捨てる人が出てくる」とも
酷いな
首相秘書官の言うことではない
言葉で人は死ぬんだよ
ヘイトスピーチは尊厳はおろか命をも奪うんだ pic.twitter.com/1j3DnZ1EFE
荒井勝喜首相秘書官「(同性愛者など)見るのも嫌だ。隣りに住んでいたら嫌だ」
— きっこ (@kikko_no_blog) February 3, 2023
数時間後「やや誤解を与えるような表現をして大変申し訳なかった。撤回させていただく」って、おいおい!誰も誤解なんかしてねえよ!お前の発言を内容通りに解釈した上で「トットと辞職しろ!」って言ってんだよ!
荒井勝喜首相秘書官「性的少数者なんて見るのも嫌だ」
— 大神 (@ppsh41_1945) February 3, 2023
杉田水脈議員「同性愛者には生産性が無い」
井上義行議員「私は同性婚に反対であると信念を持って言い続けます」
岸田政権は「全ての人が生きがいを感じられる社会の実現」を掲げてるけど、性的少数者を差別しまくっておいてどの口で言うのか。
今回の発言がオフレコ発言だったとはいえ、
やはりことの重大性から公にされてしまったようです。
マスコミを信用しすぎていたのでしょうか。
本音をポロッと言ってしまうあたり脇が甘いような気がしますね。
荒井勝喜の学歴は?本当は高卒だった!

- 名前:荒井勝善(あらい まさよし)
- 生年月日:1967年7月17日(55歳)
- 出身:神奈川県
- 出身高校:横浜市立南高等学校
- 職歴:横浜市役所
荒井勝善氏は、本当は高卒だったことをご存知でしょうか。
横浜市立南高校を卒業しています。
高校時代はラーメン屋でアルバイトをしていたそうです。
高校卒業後、横浜市役所に就職しました。
そこで出会った上司に
「市役所でも大学を出ていなくては駄目」
と助言を受けて、
早稲田大学政治経済学部
に進学したようです。
早稲田大学政治経済学部の
偏差値は67.5-70
とされています。
荒井勝善氏は、奨学金を得ながら早大を卒業しています。
上司の助言があったからこそ今の荒井勝善氏があるのですね。
それにしても、就職後にまた大学を受け直し進学なんてすごいですね。
荒井勝善氏の父親が高卒で警察官だったようですから、
荒井氏も高校卒業したら働くのが普通という考えだったのかもしれません。
警察官なら決して貧しい家庭ではなかったはずですから
大学へ進学しようと思えばできたはずですよね。
少しでも早く働きたかったのでしょうか。
首相秘書官まで上り詰めた荒井勝喜の経歴がすごい!
ということで、最終学歴は高卒ではなく、
早稲田大学政治経済学部を卒業ということになります。

荒井勝善氏が大学卒業後、どのような経緯で首相秘書官まで上り詰めたのか
時系列で見ていきましょう!(中略)
- 国家公務員Ⅰ種試験(行政)合格
- 1991年4月 大学卒業後、通商産業省入省
- 1994年 ペンシルバニア大学ウォートン・ビジネススクール留学
- 1996年 日本に帰国後、大臣官房広報課企画班長へ
- 1999年 資源エネルギー庁石油部開発課課長補佐、数部署での課長補佐
- 2008年 内閣官房消費者行政一元化準備室企画官
- 2008年 経済産業省経済産業政策局政策企画官
- 2009年 独立行政法人日本貿易振興機構ニューヨーク・センター産業調査員
- 2016年 経済産業省大臣官房総務課長
- 2021年 経済産業省商務情報政策局長
- 2021年10月 岸田内閣発足時 首相秘書官に
海外留学の経験もあるようで、英語も堪能です。
岸田文雄首相の秘書に抜擢されたのは、
2008年消費者庁の設置に向けた担当大臣を務めた際、
準備室の企画官を務めていたことがきっかけのようです。
荒井勝喜氏は、
総理秘書官として岸田文雄首相のスピーチライターも務めていたようですね。
【警察沙汰】親も親なら子も子?荒井勝喜の息子の名前や顔画像・職業は?学歴差別発言の内容とは?