
プロ野球・巨人の長嶋茂雄元監督(86)が9月6日、都内の病院に救急搬送されて入院したことがわかりました。
「症状など詳細は現時点では不明」ということです。
一部報道では、軽症との情報もありますが、心配ですね。
過去には脳梗塞で搬送されたこともあるためその辺りが懸念されます。
また、搬送先の病院はどこなのか調査しました。
長嶋茂雄元監督が救急搬送

プロ野球・巨人の長嶋茂雄元監督が9月6日の昼、都内の病院に救急搬送されて入院したということです。
これについて巨人は、
「救急車で搬送されたのは事実ですが、病状等の情報は入っておりません」
とコメントしています。
詳しい情報がまだ巨人に入っていないのが不思議です。
続報が入り次第この辺り詳しくお伝えします。
症状は軽症か
症状が心配ですが、一部報道で軽症との情報がありました。
複数の関係筋によると、症状は重くないとの情報もある。
意識ははっきりしているという。
軽い脳出血があったとみられているようです。
年齢が年齢ですし、心配ですよね。
また、コロナも心配ですが現時点でそのような情報は入っていませんのでコロナの可能性は低いかなと思います。
追記:続報によると、長嶋さんは、自宅で尻もちをついた際、後頭部を打ち、脳内に多少の出血があったとのことでした。軽症で安心しました。
搬送原因は脳梗塞再発か

長嶋元監督は6日午後に自宅でめまいや頭痛などの異変を訴え、救急車で病院に搬送されたようです。
となると考えられるのは、過去の脳梗塞(のうこうそく)の再発ですよね。
長嶋元監督は、アテネ・オリンピックの日本代表監督を務めていた2004年に脳梗塞を患っています。
リハビリに励まれ、右半身に軽いまひが残ったもののその後も野球指導に尽力されてきました。
そのため、今回も脳梗塞が原因で救急搬送された可能性が高いです。
ちなみに2004年時、病名は心原性脳塞栓(そくせん)症と発表されています。
「心臓で出来た血栓が脳に流れ、脳の血管をふさぐもの。
ケースによるが、3ヶ月ほどで社会復帰できるまで回復することが多い」
しかし、リハビリがうまくいっても、飛行機移動による気圧の変化への対応が必要であったり、ストレス過多による再発症も考えられています。
入院時、会見した長嶋一茂さんは「ストレスも多かったのでは….」と話していたようです。
〈心原性脳塞栓(そくせん)症〉
心臓で生じた血栓が脳動脈まで運ばれて、血管をふさぐと脳梗塞の原因となる。これを心原性脳塞栓症という。静脈からの血液を心室に送る役目の心房で、正常の5倍を超える速さで不規則に震える心房細動が起きると、心房内の血液の流れが遅くなり、血液がよどみ、血栓(血液の塊)ができやすくなる。心房細動は発作型と持続型があり、発作を繰り返すと慢性化することがある。高血圧や弁膜症など器質的な心疾患が心房細動の原因となっていることが多い。
搬送先の病院はどこ?
2004年の脳梗塞の時に、長嶋元監督が入院されたのが東京女子医大病院でした。

記者会見を行った担当医師は、
日本内科学会 認定内科医 日本神経学会 神経内科専門医の内山真一郎(うちやましんいちろう)先生です。

内山先生は、東京女子医科大学の名誉教授を務めていらっしゃいます。
前回も的確な処置によって長嶋元監督の回復につなげた実績がありますから、今回ももしかしたら信頼のおける先生のもとに搬送されたかもしれません。
ちなみに長嶋元監督は自宅から搬送されたそうですが、自宅の場所は、大田区田園調布のようです。