2022年6月9日、高知の人気観光施設ハマスイこと桂浜水族館がアシカやトドのショーを廃止すると発表しました。
ショー廃止についての詳しい記事はこちらをご覧ください。
Twitterで大バズり!桂浜水族館(ハマスイ)のアシカショーが廃止に!なぜ?「動物の幸せを考えて」世界的に広がる考え
その後各種メディアで取り上げられ話題となっていますが、先ほど桂浜水族館公式ツイッターでこんな投稿が。
ショー廃止について、今日取材に来てくださる方に「桂浜水族館が本当に伝えたいことがちゃんと世間に伝わってないので、それこそを伝えてください」ってお願いした。
— 桂浜水族館 公式 (@katurahama_aq) June 16, 2022
どうやらハマスイの意図と違った形で伝わっているようで、ハマスイが直々にショー廃止について解説をされるようです。
2022年6月16日12:30start!
— 桂浜水族館 公式 (@katurahama_aq) June 16, 2022
ショー廃止について解説しますhttps://t.co/LKvk5d2XhP
こちらのYouTubeで今日(6月16日)この後12時30分からライブ配信で説明されるようですね。
一体、何が語られるのでしょうか。
この後リアルタイムで記事を更新していきます。
また、今日も取材があるということですが、地元のテレビ局では放送されていたので、別の媒体の新聞やネットのテレビ局などかな?
ちなみにFNNのニュースをネットで見てみようと思ったのですが、こちらのURL先の記事が削除されていました。
高知・桂浜水族館がアシカやトドのショーを廃止、背景には『動物福祉』と『働き方改革』が #FNNプライムオンライン #高知さんさんテレビ https://t.co/qLZOMHnSLa
— FNNプライムオンライン (@FNN_News) June 15, 2022
桂浜水族館のつぶやきとの関連性は不明ですが、ハマスイの発表を受けて何か変わるのでしょうか?
このあと12時30分からのライブ配信中、リアルタイムで記事を更新していきますのでお楽しみに!
桂浜水族館ライブ配信の内容
ショー廃止理由についてハマスイ自ら解説

約30分のライブ配信には320人以上の方が来られていましたね。
以下にライブでのお話を記載していきます!
- 取材は何十分もするけど実際に放送されるのは2分とか
- その短い報道の中で水族館側の思いを全て伝えるのはそもそも不可能
- やはりショー廃止の理由としてまずあるのがコロナ
- コロナの影響で2020年から2年くらいショーはしていなかった
- ショーにかかる時間は準備を含めて30分くらいかかっていた(1日三回とかなので合計1時間半)
- その時間がぽっかりあき、別のこと(動物と関わる時間増)に力を入れることができるようになった
- その結果、今までできなかったことができるようになり、仕事もしやすくなった
- SNSでの発信やYouTube配信にも時間を割けるように
- ショーを廃止したことでお客さんの反応も良くなった(決まった時間のショーではなく、突然何かが始まるワクワク感)
- こうしたサプライズ演出によってお客さんも飼育員さんに話しやすくなりコミュニケーションもとりやすくなった
- ショー廃止が関係しているか不明だが繁殖率も上がっている(根拠はないけど)
ショーを廃止しただけでそんなに変わるものかと素人の私は思っていましたが、お話を聞いてやはりお客さんとして訪れている私たちに見はえていない裏のお仕事がたくさんあるんだなと感じました。
ショートいう決められた時間に束縛されるのは動物にもスタッフも負担だったのですね。
時間を軸にして仕事をするのではなく、トレーナーさんや動物の軸で仕事を進めることは大切ですよね。
印象的だったのが
「ショーを廃止したことによるデメリットはない」
とのこと。
そして、一番強く訴えていたのは
「ショーをすることが動物のストレスと断定することは違う」
ということです。
これが今回のライブ配信に至った理由のようです。
今回の報道を受けて、動物愛護の観点のみを捉えて
「ショーを廃止にして桂浜水族館は素晴らしい!」
と捉えられるのは不本意だそう。
確かに動物がどう思っているのか私たち人間には分かりませんし、動物がかわいそうと思うのは我々の勝手な判断ですよね。
ショーが嫌いな動物もいるでしょうし、好きな動物もいるでしょうから。
それでもやはりショートいうのは、その動物の生態を見せるために非常に効率的な手段です。
しかし、ハマスイという小規模水族館ではショーをしますよといっても10人くらいしか集まらない。
ショーの長所をハマスイではいかしきれないことも廃止の理由のようです。
また、館長のブログにも廃止について書いてありましたが軸はやっぱりそこで働く人を思っての判断のようです。
ハマスイで働くスタッフが気持ちよく働けないと動物たちへもきちんとしたケアができないと・・・。
なんていい職場なんだ・・。
私も働かせてください・・・。
こうしたいろんな背景があって廃止に至ったわけです。
結論としては、
「動物愛護のためという表面的な部分だけではなく、いろんなことを考え抜いたハマスイの戦略として捉えてほしい」
ということですね。
消極的な意味での廃止ではなく、積極的な意味での廃止ということなのですね。
ただ、常に何かしようとされているハマスイですから、今後突然ショーを再開する可能性もあると言及されていました。
世の中の動物愛護の動きはあまりハマスイには関係なく、ハマスイはあくまでハマスイとして動物と向き合い、見せ方を考えていくようですね!
ハマスイショー廃止についてライブ解説まとめ
いかがでしたか。
確かにたった2分の報道では伝わり切らない部分があったかと思います。(元マスコミの私からしたらそもそも伝え切るのは不可能なのですが・・・)
もちろん間違って伝わるのはよくないですが、こうしたスタッフさんの熱い思いというのはやはり今回のようにご自身のツールで発信していただくのが一番伝わりますよね。
さて、ショーはなくなってしまったわけですが、ショーがないからといって一日何もないわけではありませんね。
ハマスイでは、いつ何がどう始まるかわからないので、宝探しの感覚で楽しんでほしいと話していました。
確かに行けば常に新しい発見があるのも面白そうですよね。
さすが桂浜水族館!
常に私たちを楽しませてくれますね!
よし、今週末ハマスイへ行こうかな!