
富山県高岡市で8月20日の夜から2歳の男の子高嶋怜音ちゃんの行方がわからなくなっていましたが、お隣の市富山県氷見市の沖合いで子どもの遺体が見つかりました。
まだ関連性は警察が調査中ですが、可能性は非常に高いでしょう。
高嶋怜音ちゃんがいなくなった自宅の場所と今回発見された場所の距離・位置関係など調査しました。
追記
9月5日、この遺体は行方不明になっていた高嶋怜音ちゃんと特定されました。
【ニュース速報】高岡署はDNA鑑定などを進めた結果、8月20日から行方が分からなくなっている高岡市立野の保育園児髙嶋怜音(れおん)ちゃん(2)であると特定したと発表した。
【場所】氷見市の沖合いで子どもの遺体発見

9月4日午前、富山県西部の氷見市の沖合で小さな子どもとみられる遺体が見つかりました。

伏木海上保安部によると、4日午前9時20分ごろ、氷見市の沖合で釣りをしていた人から
「何かが浮かんでいるのが見える。遺体かもしれない」

といった内容の通報があったとのことです。
通報を受けた巡視艇が現場に向かい、氷見漁港の東北東の沖合、4.7キロの地点で小さな子どもとみられる遺体が見つかったということです。
衣服や所持品はなく性別や年齢などはわからないということで、あす以降、詳しく調べて身元の確認が進められます。
自宅の場所との位置関係・距離
自宅は西高岡駅付近

髙嶋怜音(たかしま・れおん)ちゃんの行方がわからなくなったのは、富山県高岡市立野の自宅からでした。
こちらの赤枠で囲まれているエリアが高岡市立野地区です。

自宅は住宅街にある一戸立てで、周囲には田んぼが点在しています。
テレビの映像から見て、西高岡駅の近くが高嶋怜音ちゃんの自宅周辺だと思われます。

警察や住民らで付近を捜索しましたが一向に見つかりませんでした。

福田神社周辺の川
警察が警察犬を連れて探して他とこころ自宅から500メートルほど離れた場所にある福田神社の横まではにおいがあったとのことです。

福田神社の周りには田んぼが広がっていて、ちいさな水路の他に大きな川も流れています。
20日は大雨警報が出るほど激しい雨が降っていたようで、川も増水していたと思われます。

福田神社周辺の写真がこちらです。


この川は小矢部川という大きな川につながってます。


そして川は、海まで流れていきます。
発見場所との位置関係
今回の遺体が髙嶋怜音ちゃんかどうかまだわかっていませんが、仮にそうだとしたら直線距離で15キロ以上は離れた場所で発見されたことになります。


日数も経っていて、かなり離れたところで発見されています。
付近を探しても見つからなかったわけですね。
まさかここまで流されるとはと驚きが隠せませんが、増水した川は本当に怖いなと思いました。
身元の特定が進められていますが、早くご家族の元に帰ってくることを願っています。