2023年6月29日の午前10時15分ごろ、
横浜市鶴見区のマンションで
大学1年生の冨永紗菜さん(18)が
刃物で刺され死亡した事件で、
警察は元交際相手の伊藤龍稀容疑者(22)を
殺人容疑で逮捕しました。
この記事では、伊藤容疑者の
その壮絶な生い立ちや、家族構成について
お伝えしていきます。
伊藤龍稀の家族構成は?

伊藤龍稀(はるき)容疑者の家庭は
母子家庭だったということです。
元々の家族構成は、5人家族のようです。
・母親
・義理の父親
・弟
・妹
一時期は、
不良っぽい雰囲気の義父とも
生活していたということで
複雑な家庭で育ったようです。
現在は横浜で1人暮らしをしていたと見られています。
【画像】伊藤龍稀の学歴は?中学〜高校まで

伊藤龍稀容疑者は、
2015年の春、中学2年生のころに、
栃木県から横浜市内の中学校に転校したといいます。
そのため、小学校は栃木県内の学校に通っていたと思われます。
こちらは中学時代の伊藤龍稀容疑者です。

中学時代はサッカー部でポジションはキーパー。
誰とでも仲良くなれるタイプで
先生や生徒にマジックを披露するなどして、
校内でも結構な人気者だったそうです。
その後、高校に進学しますが17歳のころに中退しています。

同級生が高校中退後の
伊藤容疑者を見かけたときには
横浜で夜のお店のキャッチをしていたそうです。

前髪を上げて、刈り上げて、ヒゲも生やし、
中学時代とあまりに見た目が違っていたことから
『グレちゃったんだ』
と思ったそうです。
伊藤龍稀の職歴は?仕事が続かず今はニート?
高校中退後、キャッチの仕事をしていたとのことですが、
職を定めず、転々としていたようです。

当初は鶴見駅の立ち飲み屋でバイトをしたり、
『建築関係の職場で修行する』と
栃木県の宇都宮に出て行ったこともあったそうですが、
『仕事がきついから辞めた』とすぐに戻ってきて、
蒲田でボーイをしたり、
横浜のキャバクラでもボーイをしたりと
夜の街で仕事を転々としていたようです。
殺害した冨永紗菜さんと蒲田の飲食店で、
職場の同僚として出会ったようです。
仕事は続かない人物のようですが、
女性に対する執着はすごかったようで、
女にフラれると『自殺する』とLINEで送ってくるなど
メンヘラ気質だったと言います。
最近では、殺害した冨永紗菜さんのヒモ状態だったようです。
冨永さんは大学生でありながらバイトもしていたようですが、
学生に頼るなんてちょっと信じ難いですね。
伊藤龍稀生い立ちが壮絶!母子家庭で兄弟と離れ離れ?

前述の通り、
伊藤容疑者の生い立ちは壮絶で、
特に母親とはあまり上手くいっていなかったようです。

栃木から横浜へ引っ越した後、
中学時代から
『家にいたくない』『親といたくない』
と週に2~3回は家出をして、
近くの公園に寝泊まりしていたそうです。
警察沙汰になり、母親は、
より冷たくなっていったといいます。
その後、高校を中退したころ、
母親が再婚した関係で、
山形に引っ越した時も弟と妹は連れられましたが、
伊藤容疑者は置いていかれたのだと言います。
その後、伊藤容疑者は一度、山形に行きましたが、
『母親に冷たくされた』
と帰ってきたということです。
今回の事件の1週間前、
伊藤容疑者と冨永さん、その父と警察を交えて話した時に、
警察の方から「伊藤容疑者の母親」に連絡をしたそうですが、
電話には出ず、コンタクトが取れなかったということです。
他者からの愛を受けずに育ったといえるかもしれません。
女性への異常な執着は母親に冷たくされた反動なのでしょうか。
伊藤容疑のものと思われるこちらの
Twitterアカウントでは、
「信じられるの女だけ」「女性限定フォロー」
などと、
女性に対する異常な思いを感じます。

人格形成に大切な思春期に
複雑な家庭で育ち、最後には母親に見捨てられたことで
今回の事件につながってしまったのでしょうか。
一般的に、事件を起こす犯人の背景に
複雑な家庭環境というものはよくあります。
こうした事件を防ぐためにも、
家庭のトラブルに
もっと行政の力が働いてもいいのではないかと感じますね。
母親から捨てられたことで
冨永紗菜さんに母親のような愛情を求めたのかもしれません。
そして、
再び捨てられて子供の時の心境が重なり
怒りが爆発したのかもしれませんね。
冨永紗菜さんのご冥福をお祈りいたします。