山口県周南市の公園に野犬の群れが生息しているニュースがありました。
女性が噛みつかれる被害も発生しています。
実はこの問題もう何年も前から状況が変わっていません。
そして、お隣の下松市(くだまつ)にも野犬は生息しています。
親子連れも訪れる公園ですから十分に気をつけないといけませんね。
以前、私が下松に住んでいた時にもよく見かけましたので、
野犬がどこに生息しているか危険マップをお伝えします。
周南市の野犬被害
山口県周南市で野犬に住民が噛まれるニュースが報道されて、
野犬なんて今の時代にいるのかというコメントが多数寄せられていました。
私も、野良猫は見るけど、野良犬は見たことがありませんでした。
下松市に住むまでは。
下松市とは、周南市のお隣の市です。
野犬問題は、周南市のみならず下松市でもあります。
野犬による被害状況

野犬による噛みつきなどの被害はこんなにも発生しています。
正直、子どもの通学やペットの散歩中に野犬に襲われたらたまったものじゃありませんよね。
もちろん、野犬は自然に発生したものではなく、最初は誰かが無責任に捨てた捨て犬からなのでしょう。
それが、このように繁殖し今では数百頭にまで増えてしまったというわけです。
市と県で押しつけあっている?
実はこの問題、ずっと前からあったものです。
それでも解決しないのはなぜでしょうか。
そもそも野犬の頭数が増えすぎたことがありますね。
ここまで増えると繁殖を阻止するのは非常に難しいです。
そして、ニュースでもあったように野犬へ餌やりをする人がいることです。
もちろん、市の条例で野犬への餌やりは禁止されています。
人の身勝手で捨てられてかわいそうだという気持ちはよくわかります。
私も動物が大好きですし、人間のせいで動物が殺処分されるのはとても心が痛みます。
しかし、それでは根本的な解決にはなりません。
もちろん、一番の問題は人が動物を遺棄することですが、
今回はここに触れると長くなるので触れないことにします。
周南市のホームページを見てみると・・・


この様に、市と県の対応の違いが記載されていました。
市でできること、県でできることが違うため両者が連携すると書かれていますが、
実際はうまく連携できていないとか。
以前聞いた話では、お互いがお互いに押しつけあっているようでした。
野犬捕獲の罠もあまり見たことがありませんし、
あってもおそらく簡易的なものなのでしょうか。
野犬が罠から逃げ出したのか、片足がない犬を見たことがあります。
そして、子犬もよく見かけますし、
この問題は本腰を入れないと解決しないように感じましたね。
周南市の野犬出没場所

それでは、その野犬が出る危険な場所をマップで確認していきましょう。
野犬が生息しているのは、周南緑地公園(山口県・周南市)です。
広い園内は自然豊かで、季節の花々が咲き誇ります。
春にはお花見スポットとしても人気で、家族連れがよく訪れています。
そんな豊かな自然があるからか、野犬が住み着き、繁殖しているようです。
今では、公園内だけでなく、墓地や近くの住宅地まで野犬の生息範囲が広がっているようです。
下松市の野犬出没場所
そして、野犬が出るのは、お隣下松市(くだまつ)でも。
まず、下松埠頭公園に野犬は生息しています。
ここは小さな公園でサッカーとかをよくしているのを見かけます。
その脇の道に野犬が多く生息していて、特に夜には10匹近くがウロウロしています。
第一、第二埠頭内にも入っているようですは、
ここは普通の人は立ち入れないので入らなければ大丈夫でしょう。
聞いた話だと、中にはやはり野犬がいて、子犬も生まれているそうです。
そして、公園近くでは餌を積んだ車も。
鳥の手羽先のようなものがバケツにいっぱい入っていて
ドッグフードもこれでもかというくらい積まれていました。
運転手は、
「犬にあげるわけじゃありません」
と言って立ち去っていきましたが、普段から餌付けをしていたようです。
さらに、下松では笠戸島(かさどじま)でも野犬が出没しています。
道路沿いの山側によく寝転がっています。
こちらも自然豊かな場所ですから住み着いてしまったのでしょうね。
距離的に周南市の緑地公園からは離れているので移動してきたとは考えにくいかなと思います。
こちらはこちらで捨てられた犬が繁殖して増えたのだと思われます。
いずれにしても、今回挙げた野犬の生息場所に行く際は十分注意してくださいね!
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