2023年4月15日に
岸田総理を襲撃し威力業務妨害の疑いで逮捕された木村隆二容疑者。
木村隆二容疑者の犯行動機は何だったのでしょうか。
安倍元総理を襲った山上容疑者は宗教絡みの恨みからでしたが、
木村容疑者は黙秘しています。
そのためネットでは、
自民党の同情票集めや選挙制度への不満
からではないかと予想されています。
木村隆二の犯行動機について調査しました。
木村隆二の犯行動機は何?ネットの反応

2023年4月15日に
衆議院の補欠選挙の応援演説で
和歌山県の雑賀崎漁港
に訪れていた岸田首相に向かって
爆発物を投げ込み襲撃した
木村隆二容疑者。
木村隆二容疑者は、
兵庫県川西市けやき坂在住の24歳で職業不詳
ということがわかっています。
犯行動機は何だったのでしょうか。
木村容疑者は、
岸田首相が和歌山県雑賀崎漁港で
演説を行うことを事前に情報を仕入れていたため、
計画的な犯行だった
ことがうかがえます。
木村隆二の同級生や隣人によると、
中学時代は政治や思想の話をするようなこともなく、大人しい子だった
そうです。
では、なぜ木村隆二は犯行に及んだのでしょうか?
考えられる犯行動機は次の3つあります。
・自民党の同情票集め
・選挙制度の不満
・無職で将来への不安
後ほど一つずつ解説していきます。
ネットでもさまざまな意見があがっています。
木村隆二容疑者は岸田 岸田文雄を国賊と断定して爆発物を投げた。
— blue cat (@bluesky1454) April 21, 2023
殺人は悪いけど、政策が腐敗していてはまた同じ事件が起こるでしょう。 https://t.co/ATD9Te9pKB
なぜ漁師さんは木村隆二容疑者に気づいて取り押さえたのでしょうか?
— 未熟者 (@G8sNg33MWCElFQt) April 21, 2023
なぜ木村隆二容疑者は宇都宮弁護士を呼んだのでしょうか?
なぜSP達は素人みたいな動きをしたのでしょうか?奈良県でのSP達も同じですが。
この件のあと支持率は上がったのと、選挙前というのが気になります。
木村隆二容疑者、彼のやったことは100%犯罪であり、そこの部分を庇うつもりは絶対にないのですが、その家族、今回は父親に対して取材と称して追い立て追いかけ責任を追求するような圧をかけるマスコミもといマスゴミのやり方には賛同できない
— フロッグマン (@un_known_frog) April 21, 2023
家族だからって全てのことを理解できるわけではないのに… pic.twitter.com/3OeA88Trae
このように、
「木村隆二の犯行は間違っているが今の政治もよくない」
「木村隆二の犯行は自作自演なのではないか」
などの意見や疑問がありました。
【自作自演?】木村隆二の犯行動機は自民党の同情票集め?

木村隆二容疑者の犯行動機が、
岸田政権に対する恨みではなく、逆に
自民党への同情票集め
ではないかという意見についてです。
なぜこのようなことが言われるのかというと、
実際に、
2022年7月8日の安倍晋三元首相襲撃事件が起こった
後に行われた参議院選では、
自民党に多くの同情票が集まり、
自民党が圧勝する
という形になりました。
今回の事件も衆議院議員補欠選挙が行われる約1週間前に発生していることもあり、
同情票集めによる犯行ではないかと言われているようです。


しかし、
それはあり得ないと考えます。
木村容疑者の犯行動機が同情票集めだとしたら、
自民党のために自分の人生を棒に振るようなことするでしょうか。
自民党からの差金という意見もあるようですが、
爆弾が使われていて、岸田首相だけでなく
一般市民も危険だったため、そんなことするはずありませんよね。
よって、
自民党が仕組んで自作自演したという可能性は限りなく低い
と考えられます。
そのため、
木村隆二の犯行動機が、
自民党の同情票集め
というのは考えにくいですね。
木村隆二の犯行動機は選挙制度への不満?

このほか、木村容疑者の犯行動機について、
選挙制度への不満
があったのではないかと考えられます。
報道の内容によると、
木村隆二容疑者は、
年齢などを理由として
2022年7月に行われた参議院議員選挙に
立候補できなかったそうです。
参院選に立候補出来なかったとして、20代前半の原告が国を提訴しました。
— 「被選挙権年齢・選挙供託金違憲訴訟」広報 (@hisenkyoken) June 27, 2022
訴訟では、憲法15条で保障された成年者による立候補が制限されているか、選挙供託金は違憲かを争点としています。
成人以上の年齢を要求することや、300万円もの大金を支払わないと立候補させないことは、明確な制限選挙です。 pic.twitter.com/vrbV8Q8K1y
参議院議員選挙の際、
公職選挙法で
・被選挙権は30歳以上とする
・300万円以上の供託金が必要である
と定められていたため、
当時23歳で供託金が準備できなかった
木村隆二容疑者は立候補できませんでした。
そのため、木村容疑者は
精神的な苦痛を受けたとして
国を相手に損害賠償を求めたそうです。
しかし、裁判所は、
「現在の年齢要件や供託金の制度は合理性がある」
などとして訴えを退けました。
その後も、
この判決が不服として大阪高等裁判所に控訴しているそうです。

このように、
木村容疑者は、
年齢制限がある被選挙権など
選挙制度に対して不満を持っていた
ということで、現在の公職選挙法や政治に不満があったと考えられます。
もしかしたら、
自分には政治家になる資格がない
と言われたような気になったのかもしれません。
その鬱憤を現職の総理大臣にぶつけようとしたのでしょうか。
木村隆二は無職で将来への不安があった?
また、
木村容疑者が無職であったことから
将来に対しての不安が原因で犯行に及んだ可能性もあります。
木村容疑者は、24歳と若いですが、
無職だったのではと報じられていて、
将来に対して不安を抱いていたのかもしれません。
最近は、会社からもらえる給料が減り、
その上物価が高くなるなど年々苦しい生活を送っている人も多くなっています。
それにも関わらず、
お金に困っている国民を助けてくれない
岸田政権に対して怒りを覚えて犯行に及んだのでしょうか。
木村隆二容疑者の犯行動機はいろいろと考えられますが、
現在は黙秘しているため
本当に犯行動機についてははっきりとわかりません。
もちろんいかなる理由があっても
テロ行為は許されることではありませんね。
木村隆二の犯行動機は自民党の同情票集め?選挙制度への不満まとめ
いかがだったでしょうか?
木村隆二容疑者の犯行動機として考えられるのは
以下の3つです。
・自民党の同情票集め
・選挙制度への不満
・無職で将来への不安
木村隆二は犯行については、
何も話していないので詳しいことはわかりません。
どんな理由であっても
テロ行為は許されませんが、
山上容疑者や木村容疑者のような人物を
今後出さないためにも
犯行動機についてはしっかりと解明しなければなりません。
そして、
政治の問題にも一人ひとりが向き合っていかなければなりませんね。