2023年4月15日、岸田文雄総理の演説中に
爆発物が投げ込まれた事件で
SPが素早く反応し、
岸田総理の反対側に爆発物を蹴り飛ばす
という対応をとりました。
幸いこの爆発物は大きな被害を
もたらしませんでしたが、
SPが爆発物を蹴った先には大勢の人がいたため
対応を巡り様々な意見が飛び交っています。
一体このSPは誰なのでしょうか。
また、この対応のどこが指摘されているのかもまとめました。
【動画】岸田総理のSPが爆発物を蹴る動画に賛否!ネットの反応
賛否が分かれているのはこちらのSPの対応です。
突然、投げ込まれた銀色の筒。近くにいた警護の警察官が、手に持っていたカバンで押さえてすぐに蹴り出します。
— NHKニュース (@nhk_news) April 15, 2023
そしてカバンを広げて盾にして岸田総理大臣を守っていました。
【瞬間の映像】筒状のもの投げ込まれ悲鳴 現場にいた人たちはhttps://t.co/k9Tuzf5Hj7#nhk_video pic.twitter.com/cLienND9hN
岸田総理の背後から投げ込まれた
筒状の爆発物
にいち早く気づいたSPがカバンで止めた後、
蹴って、総理と反対方向に飛ばしました。
その後、カバンを展開しながら
岸田総理を突き飛ばし、
爆発物との距離をとりました。

岸田総理にけがはなく、
2022年7月の安倍元総理の銃撃事件の
記憶が色濃く残る中での現職総理を襲う事件だったため、
この一連の行動に称賛の声が上がる一方、
岸田総理を守るためとはいえ、
結果的に
爆発物を大勢の人がいる方向に飛ばした
ことから
「一般人は守らないのか?」
という声も聞かれました。
飛んできた爆発物を人がいる方へ蹴る。一般人が取り押さえにいち早く動く。これ、もし、蹴ったあと他の人の前で爆発していたら。体に爆発物巻き付けていたらどうしたのかな。絶対に無いとはいえない。
— マヌ@艾年◆ (@oyamanu) April 16, 2023
#FNNプライムオンライン
— 成海遥 (@setsugetsuka171) April 17, 2023
数時間前に、先日の岸田総理襲撃事件の際の警護を「素晴らしかった」と、米国の警備のプロらが評した件のツイートをしたが、総理に投げられた不審物を聴衆のほうに蹴る行為も「良し」とするのだろうか? 総理さえ守れば良いというのは、駄目だと思うが❗️(-""-;)
一方、SPを擁護する声も。

一刻を争う事態ですから、
誰もいない場所を探すのは、
困難だったかもしれません。
SPとしての職務はしっかり全うしていると思いますし、
咄嗟の判断で岸田総理を守る姿はやはり賞賛に値すると思います。
もちろん結果的に大きな被害がなかったからいいものの
難しい問題ではありますね。
【顔画像】岸田総理のカバンSPは誰?

では、このSPは誰なのか?
マスクをしていたり、
画質が荒いことからはっきりと顔が見えず、
特定は難しそうです。
警護に当たるSPですからそうそう素性は明かさないですよね。
調べてみても名前はわかりませんでした。
ただ、首相官邸のホームページで、
SPの要人警護訓練の様子の写真が掲載されていました。

もしかしたらこの中に
今回、警護に当たったSPも
含まれているかもしれませんね。
【トロッコ問題】岸田総理のSPは防護カバンの使い方間違っていた?
今回の事件でのSPの行動は、
リアルトロッコ問題
だと話題になりました。


岸田総理を警護していた警察官が鉄パイプ爆弾を民衆のほうに蹴ってんだけどこれヘタしたら死傷者結構出てたよな
— ナオハン (@blamefmd1994) April 15, 2023
これがトロッコ問題か? pic.twitter.com/gH8i5B88Bo
トロッコ問題とは
倫理学で用いられる思考実験
のことで、
向こうから暴走するトロッコが走ってくる中、
進路を変えられるレバーの前にいるあなた
進路には5人が倒れていて、
もう一方には1人が倒れています。

あなたは
暴走するトロッコを見過ごして5人を犠牲にするか
進路を変更して
1人を犠牲にすることを選択するのか
という問題です。
今回、一瞬の判断とはいえ、
一人の命を守るために大勢の犠牲をとる
という構図になってしまったことに、
違和感を抱く人が少なくなかったようです。
もちろんそんなつもりはないでしょうが
もし被害が出ていたら間違いなく
このことが指摘されていたことでしょう。
また、SPの防護カバンの使い方にも
様々な声が上がりました。
これ諸外国では最低の対応ですよ。
— 橋本琴絵 (@HashimotoKotoe) April 16, 2023
一、群衆に向かって爆弾を蹴る
二、防護板を爆弾ではなく岸田文雄総理にあてる(爆発したらほぼ意味ない)
正解は「防護板で爆弾を覆う」です。
爆発物投擲訓練を日本のSPは受けていない。
G7広島サミットを来月にして日本の恥を晒したことは残念。 https://t.co/n9OsF1dfcS
やっぱり日本のSP、爆弾投擲の防護訓練受けてないですよ。防護板を爆発物本体ではなく岸田文雄総理にかけている。アメリカ人かイギリス人の教官が必要。『Falling on a grenade』はアメリカだと即議会名誉勲章授与。近年でもリュックサックを爆弾にかぶせるなどして守りました。 https://t.co/0QQ8CEeOBJ
— 橋本琴絵 (@HashimotoKotoe) April 15, 2023
今回SPは、
爆発物を聴衆の方に蹴り飛ばし、
岸田首相の前で防護カバンを展開しながら、
突き飛ばすことで避難させていました。
この一連の流れ、
銃や刃物などを持った
犯人に対する対策としては正しいそうですが、
今回は爆発物への対応でした。
防護板は爆破物を覆い隠すように使うべきだった
ようですね。
要人に防護カバンを被せる行為については、
間近で爆発した場合に意味がなかったとされているそうです。
さらに、
爆発物は蹴らない
ということが原則なので
ここもやはり指摘されるポイントですよね。
日本の警察は今後も
警護体制の見直しが求められそうですね。
岸田総理のカバンSPは誰?爆発物を蹴る動画に賛否!まとめ
岸田総理の演説中に
爆発物が投げ込まれた今回の事件
SPの対応に様々な声が上がっていますが、
今回のような異常事態に
誰もが納得する答えを出すのはとても難しい
と思います。
幸い今回は大きなけが人もなく済みましたが、
爆発の仕方によっては大きな被害が出たことも想定されます。
SPの対応を検証することも必要だとは思いますが、
何よりも
持ち込ませないために何をするべきか
考えなければなりませんね。
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