高知市の観光名所「はりまや橋」近くにある「ばいきんまん」の石像の角が折られる事件がありました。
犯人の男は逮捕されましたが、こうした被害は過去にも。
市内には他にもアンパンマンの石像がいくつかありますが、なぜバイキンマンばかり狙われるのでしょうか。
今回被害にあった石像や他の石像の場所などをわかりやすくお伝えします!
ぜひみに行ってみてください!
被害にあったばいきんまんの石像の場所
今回左の角を折られたばいきんまんの石像があるのは、
高知県高知市のはりまや町2丁目2の富士火災高知ビル前の東側の歩道です。
観光名所はりまや橋から歩いてすぐのところにあります。


ベンチになっていて、その隅っこにばいきんまんがちょこんと座っています。
大きさはそれほど大きくなく人の膝の上に乗る人形サイズといった感じです。(高さ45センチ)
大通りに面していて、飲み屋街からも近く、昼夜問わず人通りは多いです。
犯人は香川の男「飲酒して蹴った」
ばいきんまんの角を前蹴りし、角を折ったとして、高知県警高知署は7月9日、
香川県高松市十川西町のフリーター谷口蓮容疑者(21)を器物損壊容疑で逮捕しました。
犯人は容疑を認めているということです。
犯行は、
6月9日午前1時10分~午前2時50分ごろで、
ばいきんまんを正面から前蹴りして倒し、左角(長さ12センチ)を折った
ということです。
像がベンチの後ろに転げ落ち、花壇にもばいきんまんの後頭部にも傷跡があったそうで、その際に折れたとみられています。
警察によると、犯人は6月8日に高知市で仕事を終えた後、知人と居酒屋で飲酒していたということで酒に酔って犯行に及んだ可能性が高いです。
犯人も、酔いが覚めて焦ったのではないでしょうかね。
お酒を飲むと気分が高揚して何をするかわからないですから、お酒の飲み方には十分気をつけなければなりませんね。
被害額は?

角が折られた石像は、2019年に高知北ライオンズクラブが高知市に寄贈したものです。
市によると像の重さは100キロ近いということです。
一見そんなに重さがあるようには見えないのですが結構重いのですね。
その被害額は、4万7564円だということです。
角の修理も結構な値段がしますね。
今日見てみたらまだ角は片方しかありませんでした。(2022年7月10日)
一日も早くばいきんまんの角が修理されるといいですね。
追記
2022年7月26日に無事修復されました。
ちなみに修繕費は、近くのアンパンマンの補修や今回のようにばいきんまんが椅子から外れないように固定した補修を含めて総額22万3,300円だそうです。
過去にも角がおられる被害が
何度も折られるばいきんまんの角

2009年にはお隣の南国市で同じくばいきんまんの左の角が折られ、2020年にも高知市の公園にあるばいきんまんの像も被害にあっています。
いつも角を折られるばいきんまんがなんだかかわいそうですね。
シンプルに突起物だから折りやすい(折れやすい)ということなのでしょうが、ばいきんまんばかりというところに何か別の意図を感じますね。
ちなみに、被害届では「角」ではなく、「左触覚」だそうです。
被害届は正確に書かないといけませんからね(笑)
市内には他にもアンパンマンの像が多数
高知県はアンパンマンの生みの親、漫画家故・やなせたかしさんが幼少期を過ごしたことで有名で、
市内の通りにはアンパンマンのキャラクターの像が多数設置されています。
今回被害に遭ったばいきんまんの像がある通りには他にも
アンパンマンやドキンちゃんの像もありますのでその場所もお伝えします!
高知駅とはりまや橋を結ぶこの縦の通りだけでもアンパンマン像はたくさんあります。
高知駅から出発するとまず、ローソン東側歩道にドキンちゃんとしょくぱんまんがいます。

次に少し南下すると今度はアンパンマンとばいきんまんのベンチがあります。


そして、今回被害にあったばいきんまん像があり、そのすぐ南側にはカレーパンマンの像があります。


そして、そのまま南下してはりまや橋近くにアンパンマンとジャムおじさん、反対側の歩道には
ばいきんまんとドキンちゃんがいます。




この通りだけでもこれだけの像があるんですね!
普段何も考えずに歩いていたから気づきませんでした(笑)
高知に訪れた際にはぜひ!この他にもアンパンマンの石像を探してみてください!