ドラマ「風間公親-教場0-」に新人刑事役として出演した
染谷将太さんの演技力に注目が集まっています。
一方で、まばたきの仕草などからチック症では?
と噂になっており、
気象病の持病も公言していることから
何か関連があるのではと予測する視聴者もいるようです。
染谷さんの演技力の高さはチック症が関係しているのでしょうか。
また、本当にチック症なのかも解説していきます。
【教場】染谷将太の演技力が高すぎると好評!世間の反応

まずは染谷将太さんのプロフィールをご紹介します。
名前:染谷将太(そめたに しょうた)
生年月日:1992年9月3日
年齢:30歳(2023年6月現在)
血液型:A型
妻:女優の菊池凛子
【主な出演作】
「ヒミズ」
「悪の教典」
「さよなら歌舞伎町」
「永遠の0」
「麒麟がくる」
6月5日の「教場」第9話放送終了後、
視聴者からは染谷さんの演技を絶賛する声が寄せられました。
「教場の空気感と染谷将太さんがハマりまくりで想像以上に良かった…」
「人間味溢れる演技に息を止めて見入ってしまいました」
「染谷さんさすがです!存在感が半端ない!」
難しい役どころの新人刑事を演じる染谷さんに、
釘づけになった視聴者は多かったでしょう。

以前より染谷さんの演技力には定評があり、
これまでに数々の賞を受賞しています。
2011年に公開された「ヒミズ」では
共演した二階堂ふみさんと共に、日本人初となる
マルチェロ・マストロヤンニ賞(最優秀新人賞)
を受賞しました。
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」では、
織田信長を演じた染谷さんについて
演出家の一色隆司さんが演技を絶賛しています。
『こういう気持ちを加えてみたらどうなります?』と言うと、それをきちんとニュアンスとして出せる方。このシーンでは、『自分に対する怒りをもっと出してみたら?』などと話しましたが、きちんと心を作って具現化することができる役者さんなので作っていてものすごく面白いです。
引用:マイナビニュース
このように誰から見ても実力派俳優であることは間違いないようです。
染谷将太の演技力が高いのはチック症だから?チック症の症状とは

染谷さんの演技力の高さの背景に、
染谷さんが、見せる目をギュッと瞑る仕草など、
独特の雰囲気があり、
チック症
ではないかと噂があります。
チック症とはどのような症状なのでしょうか。
チック症とは
チック症は、
3〜8歳頃に発症しやすいと言われる発達障害の一つです。
自分の意志に関係なく、素早い動作や音声が出てしまいます。
チック症の症状は特徴別に以下のように分類されます。
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まばたきなどの運動性チックや、
咳払いなどの音声性チックは単純チックといい、
多くの場合はそのまま軽快します。
しかし、症状が全身に及んだり自分が発した単語や他人の言葉を繰り返したりする
などの複雑チックが現れ、それが1年以上にわたって続く場合があります。
それを、トゥレット症といいます。
大半は思春期以降になると症状が落ち着きますが、
大人になり仕事などのストレスが原因で症状が増強する場合もあるようです。
染谷将太はチック症?
染谷将太さんがチック症と噂された要因は
演技中のギュッとまばたきをする仕草のためと思われます。
しかし、染谷さんまばたきは演技の一環であり、
チック症ではない
でしょう。

チック症は幼少期に発症しやすく、
成人してから初めて発症するケースは稀といわれています。
仮に幼少期に発症し、成人してストレスなどで再発したのであれば、
複雑チックの症状を伴っているはずです。
まばたきは初期症状で、
一時的に出現しその後は軽快することが多いとされていますので、
まばたきだけを見てチック症というのは早計でしょう。
よって、
染谷さんはチック症ではないと考えられます。
染谷将太がチック症と言われる理由は?まばたきや気象病?
チック症と言われる理由
染谷さんがチック症と言われるきっかけとなった演技が、
Netflix配信の「サンクチュアリ-聖域-」の1シーンです。
確かにギュッと目を瞑るような
まばたきの回数がとても多いですね。
サンクチュアリ、染谷将太のチックの演技が凄くてそれだけで見て良かったと思える
— んぬ (@kbnnux) May 30, 2023
ピエール瀧と染谷将太のチック症がとても良かった。
— ボブ(ハゲ) (@secil_nikkou) May 21, 2023
さらにこちらのCM動画でも、チック症が疑われたようです。
肩を上下させるダンスのこと指しているのでしょうか。
周囲の人も同様の動きをしていますし、ダンスの振り付けだと思われます。
では、上記2つの染谷さんの動きを踏まえて、こちらの動画をご覧ください。
染谷さんは、さほどまばたきをしていませんね。
チック症の症状は、ある程度自分で抑えることもできると言われているそうですが、
それを考慮しても自然に見えます。

2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」では、
一切まばたきをしない演技で絶賛されていました。
チック症であれば、瞬きをしない演技は難しいのではないでしょうか。
瞬きをコントロールできていますし、
意思に反して勝手に動くチック症とは違うでしょう。
気象病が関係している?
染谷さんが公言している持病の気象病が、
チック症と関連しているという見方もあるようです。
2018年3月7日放送の「ホンマでっか⁉︎TV」に染谷さんが出演した際、
低気圧に弱い体質のことを相談しました。
気象病とは、気候や天気の変化で身体に起こる不調の総称です。
主な症状:頭痛・めまい・疲労感・関節痛・うつ
気圧・気温・湿度などの変化で自律神経が乱れることが原因で、
気圧が低くなると症状が出やすいとも言われています。
気象病は低気圧が関係して発症し、
一方のチック症は原因がはっきり解明されておらず、
体質、遺伝性、脳の神経伝達物質の偏り、心因性ストレス、などが
引き起こすと想定されています。
よって、気象病とチック症に関連はないと考えられます。
染谷将太の演技力の高さやチック症の噂まとめ
染谷将太さんの高い演技力が、
チック症によるものなのか検証してきました。
噂のきっかけとなったのは、
「サンクチュアリ-聖域-」でのまばたきの多さや、
ギュッとつむるような特徴的なまばたきの仕方です。
しかし、染谷さんは
チック症ではないと考えられます。
理由としては、
・チック症は幼少期に見られ、大半は思春期以降になると次第に消失
・複雑チックが1年以上持続した場合に大人になってから増強することもあるが、まばたきだけでは考えにくい
・他の作品やインタビューではまばたきの回数は多くない
・持病の気象病との関連性はなし
・大河ドラマで大河ドラマで一切まばたきをしない演技をしていた
などがあります。
よって、まばたきの多さも染谷さんの演技のうちだったことがわかります。
疾患を疑わせるほどの高い演技力で、
今後も私たちを魅了させてくれることでしょう。