蒸しパンってアルコール成分あるの?運転前の検査でアルコール検知の運転手が食べたのは本当に蒸しパンだけ?

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大阪府高槻市のバスの運転手が、「蒸しパンを食べた」ことが原因で乗務前のアルコール検査に引っかかり、懲戒処分を受けたニュースが話題になっています。

数値は市の独自の基準値に達しただけで、いわゆる道交法の酒気帯び運転の基準値には達していません。

そして酒を飲んだわけではなくパンを食べただけということで大きな反響を呼んでいます。

本当に蒸しパンだけでアルコールが検知されるのか調査してみました。

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戒告処分とは

大阪府高槻市は、乗務前の検査でアルコール分が検知されたとして、市バスの男性運転手を戒告の懲戒処分としました。

戒告とは、

会社が従業員に対して行う「懲戒処分」の一つで、将来を戒めるために注意を申し渡す処分。 戒告は、懲戒処分の中では軽い処分に分類されます。

つまりは、注意ということで、クビになったわけではありません

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アルコール検知・懲戒処分の経緯

男性運転手がアルコール検知で数値が出るまでの流れをまとめました。

10月23日朝 乗車前のアルコール検査で、呼気1リットル中に0・11ミリ・グラムのアルコール分が検知される。

道路交通法の酒気帯び運転の基準値は0・15ミリ・グラム。しかし市の内規では0・07ミリ・グラムを基準としている。

男性運転手は、「出勤途中の車内で蒸しパンを食べた。」と弁明。

市の担当者は「パンや栄養ドリンクでも反応することがあると指導してきた。」として、男性を戒告の懲戒処分に。

ニュースになり、ネットで「厳しすぎる」や「検査は適正だったのか」といった声が。

こうした経緯で今回ニュースになっているわけです。

ネットでは、この処分に厳しすぎるのではという声や、一方で運転手なら当然だという声があがっています。

様々な憶測がありますが、確かに、一回の検査で1発アウトなのか気になりますね。

喫煙や、薬、歯磨きなど、口の中に残ったアルコール成分でも反応してしまいますから、普通はうがいをして検査をします。

それでも数値が出たのであれば少しおかしい気がしますよね。

しかも結構道路交通法の基準値ギリギリの高い数値です。

ちなみに、もう一度言いますが、クビにはなっていません。

パンにアルコール成分は含まれている?

パンのアルコール成分

そして、驚きだったのが「蒸しパン」を食べただけという主張です。

パンを食べたら飲酒運転になる可能性があるなんて怖いですよね。

もちろん血中のアルコール濃度というより、今回は口の中のアルコールに反応しただけだと思いますから、そこまで心配はいらないでしょうけどね。

それでも、気になったので調べてみると、どうやらパンの発酵過程でアルコールが発生しているようです。

イースト・酵母が小麦粉や砂糖の糖質を分解させますが、その際、パンを膨らませる炭酸ガスと共に、アルコールも発生させます。そのため、パンの中には、発酵時に発生した微量のアルコールが残存しており、パンを食べた直後にアルコール検出器で測定すると微量のアルコールが検出されることがあります。特に白焼きパンでこのような現象が起きやすい傾向にありますが、これは体内に入ったアルコールではなく、口内のアルコールが反応していると考えられます。アルコール検出器をご利用の場合は、うがいなどをしていただくと改善される場合があります。

引用:Pasco/敷島製パン株式会社

普通のパンと蒸しパンだと少し異なるような気もしますが、パンといえどもアルコールを微量ながら含んでいるということですね。

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酒粕蒸しパンではアルコールは検出されない?

では、蒸しパンでもアルコールは含まれているのかということですが・・・。

この運転手さんがどんな蒸しパンを食べたか気になりますが、たとえそれが酒粕を使った蒸しパンであったとしても飲酒運転にはならないはずだと専門店は話します

酒まんじゅう風蒸しパン 出典:蒸しパン&ヴィーガンCafe「天使の時間」

酒粕を練りこんだ生地で粒あんを包み込んで、おまんじゅう風に仕上げた蒸しパンです。芳醇な日本酒の風味をお楽しみいただけます。蒸しあげる過程でアルコール分は飛びますので、飲酒運転にはなりません。

蒸しパン&ヴィーガンCafe「天使の時間」

専門店の話ではアルコールは飛ぶとのことです。

しかし、やはりアルコールチェッカーは直前に食べたものや飲んだものなどに反応して数値が出てしまうことがあります。

それくらい精細というかザルというか・・・。

いずれにしても検査前にうがいは必須ですね。

本当に蒸しパンだけで検出される?

ネットの意見でもあったように、蒸しパンを食べただけで、0.11mg/Lものアルコールが検知されるのかやはり疑問ですよね。

の数値が出るには、通常どのくらいのお酒を飲む必要があるのかというと・・・

アサヒビールのサイトによると、酒気帯びの基準となる0.15mg/Lというのは 「純アルコール20g(ビール中びん1本、日本酒1合、ウイスキーダブル1杯)を飲んだとき」 とのこと。 今回は0.11mg/Lだから、計算上は350mlの缶ビール1本を飲んだのと同じくらい、ということになってしまう。 たかが蒸しパンで…とか、センサーの感度が良すぎたか、という気もするけど、それにしてもちょっと高いような。

ニュース記事コメント欄より

ということで、350mlの缶ビール1本といったら弱い人はもうそれだけでベロベロになってしまいます。

蒸しパンひとつでそこまで検出されるのか疑問が残りますよね。

ただ、もし、ネットのコメントにもあるように運転手が日頃から飲酒運転をする人だったら戒告では済まないはずですよね。

市も、日頃から

パンや栄養ドリンクでも反応することがあると指導してきた。

と話していることから、その指導を無視したから処分ということなのでしょうね。

運転手という人の命を預かる身ですから、そこは厳しくしているのでしょう。

もちろん、検査体制が正しかったことが前提条件ですけどね。

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お菓子のチョコでアルコール検知の実験

また、パン以外にもアルコールが含まれる食べ物はたくさんあります。

ネット記事に次のような実験がありました。

アルコールを含んだチョコレート(アルコール度数3.6%のラム酒パウダーを使用)1粒

を食べた後、呼気アルコール計測をしたら、どうなるのか。

実験の結果は・・・

なんと「0.5mg/L」! 
「呼気1リットル中のアルコール濃度0.15 mg/L以上」で酒気帯び運転なのでアウトです……が、ちょっと待ってください。この結果は口の中に残ったアルコール分が原因なのです。通常、飲酒運転チェックの際は、お酒以外でのアルコールが口腔内に残っているリスクを考え、検査前のうがいが必須とされています。
うがいで口腔内を流してから再度計測した結果、数値は0.05 mg/Lに変わり、その後0.00 mg/Lに低下していました。

https://gazoo.com

ということで、やはりうがいをすれば通常の食べ物や飲み物であれば飲酒運転の数値は出ないようです。

警察の飲酒検知の時も事前にうがいは必ずさせられるので、正く検知することが大切ですね。

今回のニュースは、お酒を飲んでいないからと言って必ずしもアルコールの数値がゼロではない可能性があることを知るきっかけとなりましたね。

車を運転する前は食べるものにも気をつけましょう!

気になる方は、自宅を出る前に自身でアルコールチェックをすることをお勧めします!

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