4月22日夕方、富山県高岡市内のプールで、
スイミングスクールに参加していた
5歳の男児がプールに沈んでいるのが見つかりました。
亡くなったのは、
高岡市和田の保育園児の笠谷拓杜ちゃん(5)
です。
当時スイミングスクールに参加していたということですが、
どこのクラブなのでしょうか。
また、プールの場所やどんな作りだったか
ストリートビューでご覧ください。
【5歳男児死亡】高岡市のスイミングスクールで事故・経緯

事故があったのは、
2023年4月22日の午後4時50分ごろです。
富山県高岡市内のプールで、
スイミングスクールに参加していた5歳の男の子が
プールの底に沈んでいるのが見つかり、
病院に搬送されましたが死亡が確認されました。
亡くなったのは、
高岡市和田の保育園児
笠谷拓杜ちゃん(5)
です。
警察によると、
当時、拓杜ちゃんは、スイミングスクールに参加していて、
プールには複数の人がいたとのことです。
一体何があったのでしょうか。
スイミングスクールの運営会社の話では、経緯はこうです。
・拓杜ちゃんは、1年ほど前からスクールに通い始めた
・週に1回参加していた
・この日参加していた生徒は20人ほどで、保育園児は拓杜ちゃんのみ、あとは小学生
・拓杜ちゃんは兄とスクールに参加していた
・この日は、月1回の「検定」で拓杜ちゃんは、検定には参加せず遊んでいた
・検定を終えた兄と競技用のプールから少し離れた場所にある温水プールに入っていた
・その後、拓杜ちゃんだけが再びプールに入りたいと競技用プールに移動(自由時間)
・その後の事故経緯は不明だが、中に入ったところで、遊んでいたほかの生徒とぶつかり、そのまま沈んだのではないかと見られる
当時の監視態勢は、
コーチとして大人4人がついていて、
このうち1人がプールに入り検定を担当。
ほかの3人は見張り役で、プールサイドに上がり、
泳いでいる生徒を監視するなどしていたようです。
大人4人で子供20人ほどですから
一人で5人は見ないといけない態勢ですね。
順番に泳ぐなら何とか見られそうですが、
自由時間があったということで、
自由に遊びまわる子供を一人一人監視するのは
至難の業ですね。
【画像】オーパスフィットネスクラブ高岡の場所はどこ?実際のプールの映像

事故があったのは、
高岡市木津にある
オーパスフィットネスクラブ高岡
のプールと報じられています。
場所は、こちら。
〒933-0857 富山県高岡市木津1632-1

事故があったプールは、
縦25メートル、横12.5メートル、深さは1.2メートル
で、
これを6レーンに区切って
検定が行われていたということです。
実際にプールのストリートビューが公開されていました。
サイドから見るとそこまで広いわけではなく、
全体を見渡せるように感じます。
ただ縦の長さが25メートルあるので
そこまでしっかりと監視するのはなかなか大変そうですね。
高岡市のスイミングスクールはどこ?オーパスフィットネスクラブ高岡のスイミングクラブ?
事故があったプールはオーパスフィットネスクラブ高岡ですが、
スイミングスクールの名前は報じられていません。
ただ、場所がオーパスフィットネスクラブ高岡
ということでスイミングクラブも
ここで開催されていたものではないかと予想されます。
オーパスフィットネスクラブ高岡では、
ジュニアスイミングスクールが
開催されています。

小中学生向けとなっていますが、
料金表には幼児も含まれていました。

拓杜ちゃんが参加していたのは、
土曜日の午後4時から午後5時
までの時間だったようです。

もちろん高岡市内のスイミングスクールは、
ほかにもいくつかありますが、
他のスクールもそれぞれプールは自室のものがありますから、
他スクールがこちらのプールを利用していた可能性は低そうです。

悲しい事故ですが、
原因を究明して再発防止を徹底してほしいですね。
世間の反応
世間では監視態勢の問題を指摘する声が多いです。
一方で、子供に習い事を習わせるのが早すぎるのかもしれないと
考える人もいます。(以下、Yahoo!ニュースコメント欄より引用)
先生にとっては、生徒の一人かもですが、親にとってはかけがえのない命。
しかもインストラクターでなく、利用者が気付いたなんて考えられません。
ただ最近思うのが、スイミングスクールに行く年齢が早すぎるような気がする。
小さい子供の面倒を見るのは、保育士さんでも大変なのに、4〜5歳の幼児を、ただのインストラクターに何人も担当させるのは、無理があると思う
本当に残念な事故です。ご冥福をお祈りします。
プールも今は維持費が結構大変なようで、近所のプールも閉館を決め、別のプールに通っています。
月謝ですがこんなに安くても良いんだなと思うことはあります。
安全のためにならもう少し多めに払っても私としては問題ありません。
コロナ禍で親が見学できないならば講師の他に必ず監視員を複数つけて欲しい。
習い事で子供が命を落とすなんてあってはならない。
知らない人もまだ多くいるようだ。覚えておいてほしい。 子供は静かに沈む。 周りに人がいてもいつの間にか沈んでいる。 決して目を離してはいけない。
うちの子も、スイミングスクールをはじめた当初、溺れました。
コーチは、10人くらいを1人で見ていたので、うちの子が溺れていることに気づきませんでした。
私は、2階で自分の子をずっと見ていたので、叫んでも聞こえない距離なのですぐ駆けつけようと走りました。
その途中で、やっとコーチが気付いたようで、大事には至りませんでした。
あの時もしもコーチがずっと気付かなかったとしても、私が気付いていたので良かったですが、そのことがあってからは、ある程度泳げるようになるまでは、スイミングスクールに通ってる時間はずっと自分の子供のことを見ていようと決めました。
亡くなったお子さんの両親の悲しみを思うと
言葉が出ません。
監視態勢の見直しや
そのために費用がかかるなら月謝の値上げも検討しなければなりませんね。
亡くなったお子さんのご冥福をお祈りいたします。
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