今や4億回以上も再生されているKing Gnu『白日』のミュージックビデオを手がけた映像作家をご存じでしょうか?
その名もOSRIN(オスリン)。
名前の由来も気になるところですが、彼の作る映像の世界観は定評があり多くのアーティストから指名があるそうです。
“キモカワ映像”にこだわる31歳の美学とは?
この記事では、OSRIN(オスリン)さんの経歴やプロフィール、作品への思いについてご紹介しています。
ぜひ最後までご覧ください。
映像作家OSRINが情熱大陸に出演!
6月19日(日)23:00〜 23:30放送の『情熱大陸』でKing GnuのMVを手がけた映像作家OSRIN(オスリン)さんが紹介されます。
次回の #情熱大陸 は
— 情熱大陸 (@jounetsu) June 12, 2022
6月19日(日)よる11時〜放送
映像作家/OSRIN
King Gnuのミュージックビデオが4億回再生超え!
“キモカワ映像”にこだわる31歳の美学https://t.co/5Se5dSaVp7#mbs #jounetsu #映像作家 #OSRIN #filmdirector @osrin_kawachi pic.twitter.com/lRDAAyOR3K
今回は、King GnuのMV撮影の現場の密着映像!
King Gnuの『逆夢』『カメレオン』の2本MV制作の様子や、櫻坂46のジャケット撮影、元V6の森田剛からの映画オファーなど、OSRIN(オスリン)さんの半年間を追った映像が見られるようです!
これは見応えがありそうですね!
そんなOSRIN(オスリン)さんについてのプロフィールをまとめてみました。
OSRIN(オスリン)ってどんな人?経歴や作品
プロフィール

OSRIN(オスリン)
本名:川内雄倫(かわちたけみち)
生まれ年:1990年(現31歳)
出身地:東京生まれ愛知県育ち
学歴:名古屋芸術大学デザインマネージメント卒業
職業:映画監督、アート監督
オスリンという名前が変わっていますが、由来は、本名が「雄倫(たけみち)」なので、それを読みかえて「おす・りん」としているわけですね。
なんかもうすでにセンスある・・・。
そんな、OSRINさんが映像に目覚めたのは、大学生の頃。
友人の誕生日を祝う映像を作ったことがきっかけで映像に興味を持つようになったようです。
大学卒業後は東京の映像会社で働き、ドキュメンタリーや広告の制作に携わり技術を磨いていきました。
上京後、24歳で結婚。
親に猛反対されるほどギリギリの生活を送っていたそうですが、夢を諦めることだけは決してしなかったとか。
「いつかヤバい人間になるから…」
この言葉を信じてついてきてくれた家族のことを今でも胸に刻んで仕事に励まれているようですよ。
そして、2015年に King Gnu結成前の常田大希さんと出会い、クリエイティブレーベルPERIMETRON(ペリメトロン)を立ち上げることに。
OSRINさんが初めて制作したミュージックビデオは2017年10月25日に発売されたKing Gnuの「Tokyo Rendez-Vous」です。
この時はまだ、今ほど売れていなかったKing Gnuですが、MVの完成度はかなり高いですよね。
これには、こんなコメントをしている人も・・・
引用:YouTube視聴者コメント
地味にすごいのが、まだ全く売れてない時期からこのレベルのMVを出してるってこと
いくら制作を自分たちでやってるとは言え、金も人の手も相当かかってる作品ばかり
メンバーはこの時期ほんとに金なかったってよく言ってるけど、自分たちの利益よりも、作品が少しでも良くなることにお金を使ってたんだろうね
このバンドは本当に売れるべくして売れてる
本当に、独特の世界観で惹き込まれる映像ですよね。
当時からアーティストとしての表現を一切手を抜くことなく、常に持てる全ての才能を出し切って来たのでしょうね。
そんなOSRINさん、今ではKing Gnuの他にもmillennium parede、Mr.Children、GLAYなど数々のアーティストのミュージックビデオやアートワーク作品を手がけている超人気作家になったというわけですね。
PERIMETRON(ペリメトロン)とは?
OSRINさんは、先ほども記載した通り「PERIMETRON」に所属する映像演出家です。

PERIMETRONはKing Gnuの常田大希(つねだ・だいき)さんが主宰するクリエイティブチームです。
メンバーは常田さんと同世代のクリエイター10人で構成されています。
【メンバー】
- 常田大希(King Gnu、millennium parade)
- 佐々木集(millennium parade)
- OSRIN(映像作家)
- 西岡将太郎(プロデューサー)
- 神戸雄平(millennium parade)
- 荒居誠(デザイナー)
- 吉田健人(プロデューサー)
- 森洸大(millennium parade)
- Margt
- Arata(アートディレクター、フィルムディレクター)
- Isamu Maeda(フィルムディレクター、アートディレクター)
- KENTA MORI(アートディレクタ―、グラフィックデザイナー)
King GnuのMV制作をはじめ、映像制作、イベント制作、デザインなど多方面で活躍するアート集団です。
ロゴのデザインなども手掛けるPERIMETRONのロゴデザインがこちら。

カプセルに詰まったいろんなものが飛び出して新しい何かが生まれるイメージですね。
さらに薬ということで、
一度見たら癖になる、病みつきになる
という感じもします。
オシャレですよね。
ところでペリメトロンってどういう意味?と思われたことでしょう。
私も、わからなかったので調べてみたところ、
ギリシャ語で「周囲」という意味のようです。
あくまで私の感じた印象ですが、MVやロゴデザインなどを手掛ける集団ですが、主役はあくまでそのアーティストだったりデザインされた商品や会社ということで、
その主役の周りを固める者
という意味なのかなと。
もしそうだったらかっこいい名前だなと思いました!
再生回数4億回超え!OSRIN監修MV『白日』
そんなアーティスト集団の一員のOSRINさんが手がけたMVとして最も有名なのがKing Gnu『白日』ではないでしょうか。(2019年)
ミュージックビデオは脅威の4億回再生超え!
この年の最優秀ミュージックビデオにも輝きました。
King Gnuとはインディーズ時代からの付き合いで、18本もの作品を共に作ってこられました。
メンバーの常田大希さんもOSRINさんのことを、
「斜め上からのアイデアが他の監督とは違う」
と称賛。
このMVは収録風景をモノクロで撮影しただけなのですが(批判ではありません)、なぜか印象的で真似をする芸人さんも多いですよね。
「キモいは褒め言葉!」
と本人が語るように、どこか不気味でスタイリッシュな世界観に魅了されたアーティストから指名が絶えないそうです。
映像にはかなりストイックなOSRINさんは、家で子どもが待つ父親でありながら週の半分を事務所で寝泊まりするような生活をもう何年も続けているとか。
そんなOSRINさんだからこそ多くのスタッフから信頼され、慕われ、彼の作品は人々を魅了するのでしょうね。
アーティストは作品と向き合う時間が長いからどうしても家庭を犠牲にしがちですが、だからこそ私たちは素晴らしい作品に出会うことができるのですね。
本当にありがたいことです。
ご家族の理解もあるのでしょうし、OSRINさんも売れてない時代から支えてくれる家族のことをとても大切に思われているようです。
仕事も家庭もどちらもうまくいっているのではないかと思います。
映像作家OSRINまとめ
いかがでしたか。
OSRINさんの作品が人を魅了するのも納得と思えるような人柄と作品に対する姿勢でしたよね。
情熱大陸ではMVの撮影密着ということですから、よりOSRINさんの作品へのこだわりが見られるのではないでしょうか。
放送は6月19日(日)23:00〜 23:30です!
お楽しみに!!