8月23日(日本時間の24日)
エンゼルスに所属する大谷翔平選手が、
右肘内側側副靱帯損傷のため
今シーズンは登板しないと発表されました。
右肘の負傷はこれで2度目となります。
繰り返すケガにより今後投手として復帰することは
難しいのでしょうか。
今回は大谷選手の負傷原因や過去のケガ、
今後の見通しについてお伝えしていきます。
【動画】大谷翔平のケガ(靱帯損傷)の映像!原因は?
大谷翔平負傷時の映像
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エンゼルスの大谷翔平選手が、
右肘内側側副靭帯損傷のため
今季の残り試合で登板しないことが
8月23日(日本時間の24日)に決まりました。
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大谷選手は同日行われた第一試合の二回で異変を訴え、
投手を途中降板。
当時の動画がこちらです。
[8/24速報]#大谷翔平 まさかの緊急降板…
— ABEMA MLB (@MLB_ABEMA) August 23, 2023
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4試合ぶりとなる先制2ランを放つも
次の回ネビン監督や一平さんと話し込み
腕の疲労で投手大谷はマウンドを降りる…
\
打者としても代打を送られ交代
🟠#MLB エンゼルスvsレッズ#GoHalos #Angels #SPOTVNOW#毎日アベマで二刀流・侍4番の戦いを
ミナシアンGMは以下のように状況を明かしています。
翔平は第1試合後にMRI検査を行って、肘の損傷が見つかった。
引用:中日スポーツ
間違いなく断裂はある。
セカンドオピニオンを求める。今季はもう投げさせない。
現時点で手術を受けるかどうかは不透明だ
詳しいケガの程度は明らかになっていませんが、
今季、ピッチャーとしては絶望的とのこと。
球団によると、
当面は指名打者として出場するようです。
負傷の要因は?
負傷理由として
世間の意見は二極化しています。
・監督責任
・自己責任
球団の管理不足?
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大谷選手には2023年6月下旬から
異変が見え始めていました。
- 中指の爪が割れる
- マメができる
- 腕や足のけいれん
- 中指がつる
これらの不調を抱え
途中降板しながらも、出場を続けてきたといいます。
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エンゼルスでは今季、ケガ人が相次いでいることもあり
余計に大谷選手に負荷がかかっていたのではないかという見方も。
「いくら大谷が行けると思ってても、
球団がそこはコントロールするのが常識では?」
「身体に異変があった選手をフルで使い続けて
怪我をさせてしまったGM、監督、コーチ、スタッフの
責任は大きいと思います」
世間では球団の管理体制に問題があったと
指摘する声がみられます。
本人の自己責任?
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一方で、球団ではなく
大谷選手が自分で決めて出場していたことなので
球団は関係ないとする意見もあります。
「あの時休んでいたらって思わなくもないけど球団を責めても仕方ない。
大谷さん本人も望んで出場してたはずだし」
「他でもない大谷自身が出たがって、その結果の怪我なら
責任の大半は本人にあるんじゃないのかね」
ネビン監督は大谷選手の自己管理に
絶大な信頼を置き、
「彼以上に自分の体のことを理解している選手はいない」
と、
大谷選手の意志を尊重していたようです。
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大谷選手は過去に体調不良を感じながら
試合に出場していたこともあり、
そのときも
「投げるのは決まっていたので、
体調良しあしに関係なく、登板はするつもりではいました」
と強い責任感を見せていました。
そんな大谷選手を知っているからこそ、
監督も見守ったのではないでしょうか。
いずれにしても
あれほどの実績を残していますが、
本当は満身創痍だった感は否めませんね。
大谷翔平のケガ歴は?
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大谷選手のケガと
手術歴をまとめました。
2013年4月13日
右足首を捻挫
→5月に復帰
2013年7月11日
右頬骨不全骨折
→3日後に復帰
2016年7月10日
マメを潰して途中降板
→9月に先発投手に復帰(その間は野手として出場)
2016年秋頃
右足首痛を発症
2017年4月8日
大腿二頭筋の肉離れ
→6月に復帰
2017年10月12日
右足関節有痛性三角骨(足関節後方インピンジメント)除去術を施行
2018年6月8日
右肘内側側副靱帯を損傷
→1ヶ月後に打者として復帰
2018年9月5日
新たな右肘内側即副靭帯損傷が判明
医師からトミー・ジョン手術(靱帯再建手術)を勧められる
2018年10月1日
トミー・ジョン手術を施行
2019年5月7日
打者として復帰
2019年9月13日
二分膝蓋骨に対し左膝蓋骨の手術を施行
2020年7月26日
投手として復帰
2020年8月5日
右屈曲回内筋群(右前腕)の損傷
→翌日から打者として出場
2021年4月4日
投手として復帰
二分膝蓋骨:
膝の皿が2つの骨から構成されている状態で、症状がないことがほとんど。
通常は幼児期に融合する。
これだけ多くのケガや手術をしながらも
必ず復帰して好成績を残す
大谷選手のプロ根性には感嘆しますね。
ただ、やはり酷使してきたことで
体が悲鳴をあげているのかもしれません。
大谷翔平の復帰はいつ?投手としてはもう無理か?
復帰の目処
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手術の有無も検討中の現段階では、
投手としての復帰の目処は立っていません。
仮に手術をするとなると、
2025年までは投げることはできないと言われています。
2018年10月に右肘の手術をした際も、
投手を再開できたのは2020年7月でした。
前回も負傷後は打者として出場し
シーズン終了後に手術をしたことから、
今回も同様の流れになるかもしれません。
今後の目処について発表を待ちたいところですね。
今後の契約は?
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今季の投手としての活躍は絶望視されていますが、
トミー・ジョン手術を2回受けることは比較的一般的
といいます。
仮に2025年になったとしても、
これまで何度もケガを乗り越えて成績を残してきた
大谷選手なら、また投手として帰ってきてくれることでしょう。
ただ、二刀流ができなくなることの損失は
かなり大きいのではと予測されています。
「彼が2025年まで投げることはないので、
1年間は純粋な打者として契約することになる。
数字的には影響を与えると思います」
「手術か保存的な治療かに関わらず、
彼の総契約額は9桁の数字を減少させる可能性がある」
ア・リーグ幹部やナ・リーグ幹部は
上記のようにコメント。
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損失以前に、
自分の力をフルに発揮できなくなる状況に
一番もどかしいのは、大谷選手でしょうね。
大谷翔平のケガの原因・ケガ歴・今後の展望まとめ
8月23日に右肘内側側副靭帯損傷のため
今季の投手生命が絶たれた
エンゼルス・大谷翔平選手。
ケガの度合いや手術予定などは明らかになっていませんが、
当面は指名打者として出場する予定です。
球団の管理体制の問題なのか
大谷選手の自己責任なのか
負傷要因に関し論争が繰り広げられています。
大谷選手は2018年にも同様の負傷で
手術治療を受けているほか、
何度もケガをしながら好成績を叩き出してきました。
今後については未定で、打者だけの契約となると
損失は大きいと予想されています。
手術をするなら2025年までは投手ができなくなりますが、
責任感の強い大谷選手ならきっと、
投球する姿をまた私たちに見せてくれることでしょう。