フジテレビで新たなお笑い賞レース番組がスタートすることになりました!
司会は東野幸治さんで、結成16年以上のコンビが参加条件です。
M1は15年以下なのでその制限を超えてしまったコンビにもチャンスがあるということです。
結成16年以上の芸人はどんな人がいるのでしょうか。
また、そんなベテランを誰が審査するのかという問題も。
新お笑い賞レースの目的や各方面の反応もまとめました。
新たなお笑い賞レース参加条件は?
フジテレビで新たなお笑い賞レース
「THE SECOND ~漫才トーナメント~(仮)」
が始まることになりました!
司会は東野幸治さんです。

各局既にお笑い賞レースの人気番組がありますよね。
M1グランプリ(朝日放送)
キングオブコント(TBS)
R1グランプリ(フジテレビ)
THE W(日本テレビ)
フジテレビは、R1グランプリに加えてこの度
「THE SECOND ~漫才トーナメント~(仮)」をスタートするといういことですね。
参加条件は、
「エントリー時点で結成16年以上」
であることです。
M1は結成15年以下しか参加できず、
この機を逃したコンビは賞レースで賞を取ることができなくなっていました。
その時期を逃したコンビも参加できるということで希望ができたようですね。
またネタを披露する時間は
「6分以内」
と長尺のネタで、
「即席ユニット、アマチュアは出場不可」
というルールもあり、かなり洗練されたお笑いが見られそうですね。
2023年2月に予選がスタートし、ファイナリスト8組が選ばれ
決勝トーナメントは2023年5月
全国ネットでゴールデンタイムに生放送される予定です。
このお笑い賞レースの目的は?
このお笑い賞レースができたのは、
「漫才師たちにセカンドチャンスをつかんでほしい」
という思いからです。
一方でこれは芸人にとって朗報というだけでなく、過酷ではという意見もあるようです。
M1で優勝を掴みきれなかった芸人たちに
「もう一度頑張れ」
といつまで経っても夢を追い続けなければならない現実を作り出してしまったのです。
司会の東野幸治さんも懸念しているようです。
まず率直に思ったのは、「イヤな大会が始まったな」と思う芸人がたくさんいるやろうなと(笑)。これまでずっと「M-1(グランプリ)優勝」を目標にがんばってきて、でも残念ながら優勝できずに15年が過ぎてしまった、という漫才師は世の中にたくさんいるわけですけど、
引用:お笑いナタリー
ほとんどの皆さんが、自分なりに気持ちに整理をつけて、「M-1」を卒業されてると思うんですね。
「これからはゆっくり自分たちのペースで漫才ができるな」とか、きっとそんなふうに考えてたと思うんですよ。
そんな人たちにとって、こういう賞レースが新しく始まるっていうのは、きっとイヤなニュースなんやろなぁ、と(笑)。
しかし、だからと言って嫌な大会ではないと言います。
過去に「M-1」で思うような結果を残せなかった人とか、「こんなはずじゃなかった」と思って今もくすぶってるような人がいたら、この大会を“利用”してもらいたいんです。
引用:お笑いナタリー
戦う舞台があるということは、裏を返せば
戦い続けなければならないということでもあります。
ベテラン漫才師たちにとってこの番組がチャンスとなるのか否かは、
それぞれのコンビの考え方によるのかなと思いますね。
結成16年以上の芸人一覧
結成16年以上ということで、
2006年以前の結成が対象になります。
該当するコンビを一覧でまとめました。(オンバトサポーターより引用 )
【2006年】
アルコ&ピース、カレー、クロスバー直撃、
ケチン・ダ・コチン、コンパス、GAG少年楽団、
ジャングルポケット、ジューシーズ、新宿カウボーイ、
スタンバイ、モンブランズ、恋愛小説家、和牛
【2005年】
井下好井、インポッシブル、学天即、かたつむり、銀シャリ、
グランジ、しんのすけとシャン、スカイラブハリケーン、
だいなお、タナからイケダ、チョコレートプラネット、
トレンディエンジェル、ナナイロ、ニッチェ、
鼻エンジン、ハライチ、ピーマンズスタンダード、
ヒカリゴケ、藤崎マーケット、プリンセス金魚、
ほたるゲンジ、ものいい、桃組、
ロッチ、ロマンチックセクシー
【2004年】
アイデンティティ、エリートヤンキー、エレファントジョン、
エンジョイワ→クス、鬼ヶ島、カブトムシ、かまいたち、
キスキスバンバン、ギャロップ、金時、THE GEESE、
桜前線、ジェニーゴーゴー、スパークスタート、span!、
セーフティ番頭、Wコロン、天狗、ニッケルバック、
ハッピーエンド、はんにゃ、ヒデヨシ、風藤松原、ぼれろ、
やさしい雨、や団
【2003年】
EE男、囲碁将棋、イワイガワ、えんにち、オオカミ少年、
カオポイント、がっつきたいか、カナリア、カノン、
かりんとう、こりゃめでてーな、ザ・ゴールデンゴールデン、
ザ・たっち、三福星、しずる、ジャルジャル、瞬間メタル、
ジンカーズ、スマイル、ダブルネーム、ダムダムおじさん、
弾丸ジャッキー、天竺鼠、東京03、どんぴしゃ、
にのうらご、のろし、パップコーン、ピース、
プラスマイナス、フリータイム、ムートン、ヤポンスキー、
ライス、ランチランチ、レム色、我が家
【それ以前の有名コンビ】
アジアン、とろサーモン、ラバーガール、千鳥、笑い飯、天津、U字工事、ロザン、ロバート、テツandトモ、麒麟、おぎやはぎ、品川庄司、次長課長、バナナマン、ますだおかだ、アンジャッシュ、COWCOW、中川家、T・K・O、FUJIWARA、博多 華丸・大吉
既にいろんなテレビで見かける人気芸人ばかりですね。
おそらく現在人気のある芸人さんたちはレースには参加しないのではないかと思います。
今一歩人気が爆発しない中堅クラスもしくは、
全く無名のベテランが参加してくるのではないかと思います。
審査員は誰が務める?
そして、さらに注目されているのは、審査員を誰が務めるのかということです。
M1の審査員は松本人志さんをはじめ、
立川志らくさんや中川礼二さんなど
ベテランの大御所芸人たち。
参加するのは結成16年以上のベテランコンビたちです。
そんなベテランを誰が審査するのかも気になりますよね。
ネットでも審査員が誰なのか気になるという意見がありました。

着目したいのは「審査員」ではないでしょうか。『M-1グランプリ』では実績を積み重ねたレジェンドのみなさんがその席に座っていらっしゃいます。
Yahoo!ニュースコメント欄より
ただ新たにスタートする大会は、「ベテラン」が出演するからこそ力のある
「若手芸人」の方を数多く審査員として起用してほしいです。
若手の目線で「上の世代が今の時代をどのように切り開くか」をシビアに見極めるようなものになると、「ベテラン大会」の意図がより出てくるのではないでしょうか。
そうなると審査員候補は絞られてしまいます。
一番人気になるのは霜降り明星かと。
笑い飯、千鳥、かまいたち・山内さん、麒麟・川島さんといった面々が並びそうな気配ですが出てほしい思いも…。
極論ですが大ベテラン審査員はこの大会には不要かと。
やはり、芸歴の長い参加者を審査するので若手ではなく
大御所が審査をしてくるのではないかと思います。
M1との違いは出さないといけませんが・・・。
一方で、中堅クラスの実力のある若手も審査員として加わってくる可能性も高いでしょうね。
ネット各方面の反応
新たなお笑い賞レースにお笑い業界や視聴者など
各方面の反応をまとめました。


「もうM1には出られないけど、まだ売れてないしきっかけを掴みたい」な人達にとっては、夢があるのではないでしょうか。 例えば和牛や見取り図はレギュレーション上もうM1に出られないけど、知名度も人気も得たので、恐らく出ないと思うんですが、金属バットとかGAGみたいに面白いけどM1ではチャンスをつかみきれなかった人達には、良い舞台だな、と思います。

「シニアM1グランプリ」かな。 年数に甘んじているコンビには良い刺激に なるでしょう。 目標と活性化を是非とも成し遂げて貰いたい。 ただM1に全力投球してきた芸人にとって 一つの逃げ道が出来て本来のM1の価値が 下がることが一つの不安材料。

ベテランさん向けのレース出来るの?戦い続けるのって疲れると思う。賞を沢山獲るのもなんか違う。獲りたい気持ちは分かるけどね。ファイナリストすらいけなかった意味で、チャンスを与えるってところは良いと思うけど、M-1グランプリ開催の本来の意味で島田紳助が言っていたように、実らなかった人達は、やっぱりピリオドは大事だと思う。島田紳助に同意する訳では無いが、評価は時に残酷だけど、そういうもの。やっぱり出場者が気になるね。





新番組のスタートということで不安視する声はあるようですが
楽しい番組になると期待する声もたくさんあります。
ベテランコンビの息のあった漫才が見られることでしょうね!