2023年4月3日より放送の連続テレビ小説
「らんまん」
は、高知県出身の植物学者である
牧野富太郎をモデルにしたストーリーで、
神木隆之介さんが主演を務めます。
高知県でのロケ地は一体、どこになるのでしょうか。
また、神木さんがクランクインした伊尾木洞とはどんなところで、
牧野富太郎とはどんなゆかりがあるのでしょうか。
そんな疑問を調査していきます。
『らんまん』神木隆之介のロケ地はどこ?高知県編
高知を舞台にしたドラマ『らんまん』では、
実際に高知県のさまざまな場所でロケをしています。
公式HPやTwitterから高知県でのロケ地情報をまとめました。
「伊尾木洞」


安芸市のホームページで
神秘と癒しのパワースポットと紹介されているこの洞窟は、
牧野富太郎も実際に植物を採集した場所です。
さまざまなシダ植物が生えており、
大正15年に国の天然記念物に指定されています。
画像を見ると牧野富太郎がこの場所に惹かれた理由がわかる気がしますね。
筆者も訪れたことがありますが、
道路から一歩奥へ進むと洞窟があり、
そこを抜けるとこのような幻想的な世界が急に目の前に広がります。
非常に神秘的で写真撮影にもぴったりです!
「佐川ナウマンカルスト」

牧野富太郎の出生の地である佐川町にある
佐川ナウマンカルスト。
迫力あるマンモス像があります。
佐川町…佐川ナウマンカルスト
— 旅するコアラ🐨@第95回センバツ開会式現地観戦。I❤Baseball⚾!! (@tabi_DOALA_1994) January 8, 2023
NHK連続テレビ小説らんまん(2023年春スタート)ロケ地。#らんまん #牧野富太郎 pic.twitter.com/QIcnK60ktK
日本では地質学上、
重要な土地で町の指定文化財にもされています。
名前は、
ドイツの地質学者エドムンド・ナウマンにちなんでつけられました。
まるでタイムスリップしたかのような壮大な景色が広がっています。
「青源寺」
#連続テレビ小説 #らんまん
— NHK高知放送局 (@nhk_kochi_) November 2, 2022
佐川町での撮影から一週間
ロケ地としてご協力いただいた #青源寺 の紅葉も
色づきはじめました。
若き日の #牧野富太郎博士 も、
この階段を登った!?
一足早い、#聖地巡り はいかが?
まずあらわれるのは、裏門へと続く階段。
正門はその先!お間違いなく! pic.twitter.com/hBZNAJuT8u
佐川町にある清源寺。
少年のころの牧野富太郎がよく訪れていた場所です。
苔の美しい庭園が有名で土佐三名園の1つに選ばれています。
植物が好きだった牧野富太郎が
苔の美しさに目を奪われている様子が想像できますね。
「天狗高原」
神木さんが写真撮影もしてたのは天狗高原です。
天狗高原は、
高知県と愛媛県の境にあります。
らんまんの高知県版ポスターは天狗高原で撮影されました。
天狗高原での撮影の様子が公開されていました。
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— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) February 19, 2023
#らんまん メイキング映像
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高知・ #天狗高原 の大自然!⛰#神木隆之介 さんの撮影の様子をご覧ください✨#らんまん #4月3日スタート pic.twitter.com/lomQeKlCkO
とてもきれいな場所ですよね。
日本三大カルストの1つで、
四国連山が一望できる雄大な自然と
牛が放牧されている
のどかな風景から日本のスイスとも呼ばれています。
植物の種類が豊富で、夜には満天の星空も楽しめます!
「仁淀川」
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— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) February 16, 2023
#らんまん メイキング映像
━━━━━━━━━━━🌸 #高知 での撮影は天候に恵まれ、#仁淀川 の青さが美しく、すてきなシーンを収録できました✨#らんまん #4月3日スタート pic.twitter.com/kNiwv62M0W
高知といえば、仁淀ブルーですよね。
仁淀川はきれいな水質に恵まれています。
全国の1級河川の水質ランキングでは
何年も1位を記録しているほどです。
牧野富太郎はこの仁淀川を見下ろせる花の里公園に足しげく通い、
植物の採集をしていました。
春には美しい花々との共演が楽しめます。

「横倉山」

越知町にある横倉山は、
1300種類もの植物が根付き、
牧野富太郎が研究フィールドとしていた山だそうです。
実際に牧野富太郎は横倉山で数種類の新種の植物を発見しています。
植物だけでなく、
4億年前の化石も発見されたり、
安徳天皇の伝説が残っているなど
いろんな分野での研究に大事な土地のようです。
「旧浜口家住宅」

旧浜口家住宅とは、
国登録有形文化財
で、
江戸中期より佐川で酒造業を営んだ浜口家の住宅
です。

牧野富太郎は、
佐川町の酒造業の家の生まれで、
生家跡地に建てられた牧野富太郎ふるさと館も近くにあります。

旧浜口家住宅は、2013年に改修され、
現在は観光スポットや休憩所として活用されています。

『らんまん』神木隆之介がクランクインした伊尾木洞はどんなところ?
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— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) February 4, 2023
#らんまん クランクイン映像
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主人公・万太郎の出身地である、高知で行われたロケが#神木隆之介 さんのクランクインとなりました。
撮影の様子をご覧くださいꕤ#朝ドラ#4月3日スタート pic.twitter.com/OIfyQjc2DZ
神木隆之介さんは、
安芸市の伊尾木洞でクランクインしています。
伊尾木洞は、
波による浸食でできた洞窟です。
天然記念物のシダ植物が多数生息していて、
確認されているだけでも40種類以上が生息しているそうです。

「1ヶ所に多くの種類のシダが共生しているのはとても珍しいとされており、大正15年にこのシダ群落すべてが国の天然記念物に指定されています。」
引用:安芸市HP
牧野富太郎が足しげく通った理由が分かりますね。
夏でも涼しく歩ける観光スポットとして人気です。
近くの駐車場に車を停めて歩いてすぐです。

足元が不安定なため登山靴や長靴などがおすすめです。
伊尾木洞と牧野富太郎のゆかりは?

伊尾木洞には、
牧野富太郎がホウビシダやシロヤマゼンマイを採取した記録があり、
ホウビシダやシロヤマゼンマイは共に牧野富太郎の著した図鑑に載せられています。
牧野富太郎が伊尾木洞で採集したのは、
記録によると1892年のこと。
約30歳の頃です。
幼少のころに訪れていた可能性はありますが、
牧野富太郎の出身の佐川町と伊尾木洞がある安芸市は、
車で約90分とかなり離れています。
当時は車がまだありませんでしたし、きっと大人になって初めて訪れたのでしょう。
牧野富太郎は28歳のときに、
東京の大学の研究室の出入りを禁止され、研究をすることができなくなります。
さらにロシアでの研究の道もなくなってしまい、
ふるさとの高知県に帰ることになりました。
実は若い頃は、めちゃくちゃイケメンです。

伊尾木洞で採集したのは、
おそらく夢を追うことができなくなり、帰省したときだったのでしょう。
それでも自分で研究の道を切り開いていったのですから、すごいですよね。
牧野富太郎が伊尾木洞でどんな思いで植物を観察し、採集したのか。
ドラマでも伊尾木洞が出てくるシーンは
とても重要な場面になることが想像できます。
「らんまん」神木隆之介の高知県のロケ地と牧野富太郎のゆかりまとめ
連続テレビ小説「らんまん」高知編の主なロケ地は、
- 伊尾木洞
- 清源寺
- 天狗高原
- 仁淀川
- 横倉山
- 旧浜口家住宅
などがあり、
中でも伊尾木洞は、
神木隆之介さんのクランクインの場所で
重要なポイントです。
伊尾木洞には、
特有の植生があり、実際に牧野富太郎が植物を採集した
場所でしたね。
伊尾木洞と牧野富太郎のゆかりについては、
伊尾木洞は牧野富太郎が東京での研究の道を失った後に訪れ、
熱心に植物を採集した場所
だと予想されます。
伊尾木洞が出てくるシーン、
ドラマではどんな場面になるのか楽しみですね。
「らんまん」の放送は、2023年4月3日からです!
朝ドラらんまん神木隆之介演じる植物学者・牧野富太郎とは?高知とのゆかりは?
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