大食い女王で「魔女」の異名で親しまれてきた菅原初代さん。
2023年3月9日に亡くなったことが
Twitterで報告されました。
菅原さんは夫と離婚した後、
現在は息子と生活していたそうです。
パン屋を開いて、人気だったそうですが、
現在は店を閉めていたとか。
離婚や閉店した理由、菅原さんの息子さんがどんな人なのかお伝えします!
菅原初代が夫と離婚したのはいつで原因は?

魔女菅原こと菅原初代(没59歳)さんは、
大食いの大会で数々の輝かしい成績を残してきましたが、
これまでの人生は波乱万丈だったそうです。
菅原初代さんは、
1998年、35歳の時に知人に紹介された6歳上の
大手企業に勤める男性と結婚しました。
お互いに本が好きであったことで交際にいたったそうです。
夫の転勤で青森県に引っ越し、
2002年に第一子である慶くんが生まれました。
しかし夫との生活は順風満帆にはいかなかったそうで、
2007年に離婚。
その原因は、
元夫のモラルハラスメント
すなわち
言葉による精神的な暴力
だったそうです。
「お姑さんですら止めるくらい、夫は1度、暴言を吐きだすと止まらなくなるんですね。突然、機嫌が悪くなるので、自分が何か怒らせるようなことを言ってしまったと思うわけですよ。本当はそうではなく、私が何を言っても気に入らないんだと、今ならわかるんですが」
引用:女性週刊プライム
そのため、
盛岡市の無料法律相談所で相談をしたあと、
すぐに別居し既成事実を作り離婚に至りました。
大食い会では最強だった菅原さんですが、
家庭ではご主人が強かったようです。
モラハラは本当に良くないですよね。
人の尊厳を傷つける行為です。
菅原初代の現在は、息子と二人暮らしだった?息子は発達障害?

菅原初代さんは離婚した後
息子と二人暮らしをしていました。
息子の慶くんは、
ADHD(注意欠如・多動性障害)
だったようです。
ADHDとは
「注意欠如・多動症(ADHD)とは、発達水準からみて不相応に注意を持続させることが困難であったり、順序立てて行動することが苦手であったり、落ち着きがない、待てない、行動の抑制が困難であるなどといった特徴が持続的に認められ、そのために日常生活に困難が起こっている状態。
12歳以前からこれらの行動特徴があり、学校、家庭、職場などの複数の場面で困難がみられる場合に診断される。」
(引用:NCNP病院)
昔はあまり知られていなかったですが、
最近は割と聞くようになってきましたよね。
菅原初代さんが、
慶くんの様子がおかしいと思ったのは、
他の子供と触れ合うようになってからだそうです。
「ずっと笑顔のまま、よその子に近づいていって突き飛ばすんですよ。
引用:女性週刊プライム
何かされた仕返しというわけでもなく、一方的に押し倒すから、周りの親にも言い訳しようがない。砂場に行けば、よその子に砂をかけるし。誰もいない公園を探して歩きました」
普通とか普通じゃないとか決めつけるのは
よくないですが、
何の理由もなしに人を突き飛ばすというのは
やはり何らかの精神的なものを疑っても仕方ないですよね。
菅原初代さんは、転勤で盛岡市に再び来たときも、
遊び場にも困ったそうです。
慶くんが4歳の時に
専門の病院で受診してもらうとADHDと医師から診断されました。
医師に
「薬を飲ませないと迷子になって死ぬかもしれませんよ」
と言われたため、慶くんが5歳になる前から薬を飲ませ始めました。
そんな慶くんに対して元旦那さんは、
息子が発達障害だと自分が否定された気持ちになる
とのことで理解を示さなかったようです。

また、一人で子供を育てるなら実家がいいと勧められましたが、
菅原初代さんは慶くんのために病院や教育施設の整った
盛岡市に住むことにしました。
住んでいるところの近くに
障害のある子どもでも24時間面倒を見てくれるNPO法人があり、
たびたび助けてもらっていたそうです。
慶くんは、
小学校中学校では特別支援学校で学び、
また、盛岡でも障害児教育に定評のある小学校に通い、
日常生活での基本的なことはできるようになっていきました。
2023年現在、
慶くんは21歳ということで成人しています。
慶くんはこのようにADHDでしたが、
実は菅原初代さんもADHDであることを明かしています。
菅原初代さんは当時、
ADHDという言葉があまり知られていない時代であり、
なかなか周りから理解してもらえず、
怒られていてばかりだったそうです。
そのため、慶くんの気持ちが一番よくわかり、
慶くんにとって一番の理解者であったのだと思います。
菅原初代さんが亡くなってしまい、
慶くんには一人になってしまい、今後が心配ですね。
父親の元には戻れないでしょうから
慶くんをサポートしてくれる人がいることを願います。
菅原初代がパン屋を閉店したのはなぜ?病気と関係ある?

菅原さんは、2016年12月5日に、
盛岡市内の自宅を改装しパン店「カンパーニュ」を開きました。
自宅で店を開いたのは、
趣味がパン作りだったことや、
慶くんに何かあったときでも
すぐに様子を見ることができるからだそうです。
本当に息子さん思いのいいお母さんですよね。

菅原初代さんは小さいころからパンを作ることが好きだったそうで、
パン作りの本を読んで独学で身につけたそうです。
また、このパンは好きだなと感じると
その本を書いた職人の店まで行き、
実際に会って話したりもしていたそうです。
勉強熱心で行動力がありますね!
しかし、そんなお店も
2022年6月に閉店してしまいました。


その理由として考えられるのが、
菅原初代さんが患っていた大腸がんです。
閉店した6月ごろに大腸がんが見つかり、
医師から「ステージ4」と診断され、
店を閉めて治療に専念してきました。
菅原初代さんの「カンパーニュ」はとても好評で、
特に地元からは愛されていた大人気店だったそうです。
パン屋を閉店した後の闘病生活の中でも、
もう一つの趣味である美術品収集で集めた作品のコレクション展を開催するなど
全力で駆け抜けてきました。
2023年2月6日の菅原さんの様子です。

展示会を開いた理由は、
ご自身の死期を感じ取っていたからのようです。
「いつか私がいなくなった時に作品がばらばらになって、もしかしたら廃棄されるかもしれないと思って。
引用:盛岡産経新聞
そうなる前に作品を愛してくれる人へ託したい。次の居場所をつくりたいと考えていた」す
大食いの面しか知らなかったですが、
趣味にも子育てにも全力な菅原さんの元気な姿をもっと見たかったと思います。
59歳とあまりにも若い急逝。
本当に残念でなりませんね。
菅原初代の離婚理由や息子・パン屋閉店のわけまとめ
いかがでしたか。
大食い女王で魔女と呼ばれてきた菅原初代さん。
プライベートでは、
- モラハラが原因で夫と離婚した後、息子の慶くんと二人暮らし
- 慶くんはADHDと診断され、2023年現在は21歳
- 盛岡の自宅にパン屋をオープンさせるも、2022年に大腸がんが見つかる
- 治療に専念するために2022年6月に閉店
- 2023年3月、大腸がんで亡くなる(59歳没)
ということで、壮絶な人生を送ってきたようです。
大食い女王として、
そして一人の母として頑張ってきた姿は
本当に尊敬に値しますね!
菅原さんのご冥福をお祈りいたします。
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