夏の夜の楽しみといえば金曜ロードショーですよね!
7月1日(金)の放送は、細田守監督の人気作『時をかける少女』です!
まさにひと夏の恋という淡い青春ストーリーですよね!
私も大好きな作品です!
主人公まことと、仲良しのちあきとこうすけの3人組の三角関係がなんとも焦ったい!
特にキーパーソンであるちあきがかっこいいのですが、この作品全体的に声優さんが素人で棒読みなことでも有名ですよね。
それでも、なぜかクセになるという不思議。
この記事では、その中でも特に千昭(ちあき)の声優が誰なのか。
その演技力や、現在の芸能活動についてまとめています。
ぜひ最後までご覧ください!
「時をかける少女」間宮千昭の演技は下手?
「時をかける少女」はいわゆるタイムリープできる少女のお話です。
〜あらすじ〜
高校2年生の夏、主人公・真琴(まこと)は、春に転校して来た千昭(ちあき)と医学部志望の功介(こうすけ)の3人で楽しい毎日を過ごしていました。
ある日、真琴は故障した自転車で電車が近づく踏切に猛スピードで突入してしまいます。
しかし気が付くと事故を起こす前まで時間が戻っていて…。
真琴は時間を自由に行き来できる能力を手に入れていたのです。
真琴はその力を、ツイていない日常のささいな不満や欲望の解消に使い始めますが、過去に戻れる回数には限度があり、その結果本来の持ち主が過去戻れない可能性が。
高校生の友情でもあり、ヒロインとの三角関係の淡い恋物語でもありますね。
その恋のお相手の一人、千昭(ちあき)の演技力についてですが、この作品は全体的に声優はプロではなく俳優や女優などを起用していて、かなり素人っぽい演技になっています。
そこがリアルでなんかクセになるのですが。
ちあきはこの茶髪の一見チャラそうな男の子です。
それでは、その声を聞いてみましょう!
滑舌がはっきりしていなくてちょっとだるそうな感じがリアルな高校生っぽいですよね。
ネットの反応は・・・
アニメ映画 時をかける少女は何で素人声優ばかりだったんですか? 感動シーンでも棒読みのせいで台無しでした。
それは、ジブリと同じです。 声優って普段一般人がそんな風に話さないでしょ?って感じに声を作って出しますよね?それがNGなんです。普通の人が話すように吹き込んで下さいって言っても声優には無理だから俳優たちにやらせてるんです。 以前の番組でジブリの声の収録現場で長澤まさみが声をとってる時に、声優みたいに声をえらい作って声を出した時には監督から即NGが出て、説教されて。普通の女の子が話すような素人っぽい声にしたら即OKもらってたシーンになりました。
棒読みで、本業声優の人と比べると下手かもしれないですが、下手さ加減が逆に、平凡な女子高生をリアルで自然体で良かった。
ストーリーは良いですが、声優が棒読みで下手すぎでハマれない。
キレそうになる。
画面を見ずに音声だけ聞くと下手な俳優キャストによる三流ドラマみたい。
引用:ネット意見
賛否両論ありますが、下手であるというのは確かなのでしょう。
しかし、その下手さを監督はあえて採用しているのでしょうね。
プロの声優のように綺麗に演技されると良くも悪くも印象に残らない。
あえて下手でクセのある声だからこそこうして話題にもなるのですから。
監督の策略なのかもしれませんね。
間宮千昭の声優は誰?

さて、そんなちあきの声を担当したのは誰なのか。
細田監督はプロの声優ではない女優や俳優を使うことが多いですよね。
実際、今回千昭の声優を務めたのは、俳優の石田卓也(いしだ・たくや)さんです。

このほか、主人公の紺野真琴は、女優の仲里依紗さんが演じています。
他にもキャスティングは俳優・女優などのタレントが多く、声優本業の人はあまりいません。
当時、声優を務めた人のほとんどが10代で、作品のキャラクターと近い年齢でした。
こうしたフレッシュさを演出するためにも、若くて演技がまだいい意味で未完成な人をキャスティングしたのではないでしょうか。
石田卓也プロフィール
それでは、石田卓也さんとは、どんな人なのか詳しいプロフィールを見ていきましょう!

石田卓也(いしだ・たくや)
生年月日:1987年2月10日(35歳)
出身地:愛知県
血液型:B型
職業:俳優
所属事務所:個人事務所(キャストパワー業務提携)
石田さんは、2002年の第15回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で、フォトジェニック賞を受賞したことをきっかけに芸能界入りしました。
昔と今でだいぶ印象が違いますね。

中卒で元ヤンだったという石田卓也さんですが、今はとても穏やかなお顔をされていますね。
そんな石田さんは、2005年にTBS系列テレビドラマ『青春の門・筑豊編』でデビューし、その後、映画を中心に活動されます。
そして、2006年に劇場アニメ『時をかける少女』で、ちあき役を演じました。

千昭を演じた時の石田卓也さんは、19歳とキャラクターとも近い年齢でした。
デビューがが2005年ですから、まだ1年のキャリアしかない若手中の若手。
だからこそちあきの不安定な若者心理が自然と演じられたのではないでしょうか。
細田守監督からも
「千昭にぴったりだ」
というお墨付きをもらっていたようですよ!
ちあき声優・石田卓也の現在は?
休業期間は農業をしていた!
そんな石田卓也さんですが、実はその後、2017年末に所属事務所を退社されていました。
そして約3年間の休業期間を経て2021年に俳優業を再開されました。
事務所を辞めたあと、石田さんが挑戦されたのが「農業」です!
趣味としてヨガを学んでいるときに出されたオーガニック野菜の美味しさに感動し、
「チャンスがあったら農業を本格的に学びたい」
という思っていたそうです。

未経験だった石田さんは、長野の高原野菜の農家さんのところで住み込み修行を始めますが、そこは石田さんが求める無農薬のスタイルではなかったそうで、次に北海道にあるオーガニックのアスパラ農園に移って、あらためてそのノウハウを学びます。
かなり、熱心ですよね。
現代は、オーガニックに興味を持っている消費者は多いですからね。
学校にも通って学んだそうです。
さらに、世界へ飛び出て、オーガニックの視察旅行へ。
そのためその期間中は、俳優業ができなかったそうです。
どうりで見かけなかったわけですね。
オーストラリアやハワイ、タイ、スリランカ、インドなど、さまざまな国の農家さんを視察されたそうです。
しかし、そんな中で流行したのがコロナですよね。
これをきっかけに石田さんは日本に帰国したそうです。
そんな時に、石田さんにあるオファーが。
「知り合いが声かけてくれて。『あしやのきゅうしょく』という作品なんですが、出てみないかと。これが“食の安全性”がテーマの映画だったので、久々に俳優業をやるきっかけとしては最高の作品じゃないかなと思って出演することを決断しました」
引用:https://www.cinematoday.jp/news/N0127812石田さんインタビュー記事
こうして実に3年ぶりに俳優業を再開されたわけですね。
「俳優ってやっぱり面白いなぁ」
そして、俳優としての再始動は、六車俊治監督渾身の一作『狼 LONEWOLF』(2022年冬、新宿武蔵野館ほかにて公開)への出演とつながっていくわけです。
スタントマンのハードな世界の裏側をリアルに描く完全オリジナルストーリーで、CGを一切使わず、スタントマンがガチで危険なシーンに挑戦する骨太アクションです。
石田さんは、その悪役に抜擢されます。
この役を演じ切った石田さんは、
『俳優ってやっぱり面白いなぁ』
と改めて俳優という職業の面白さに気づくわけですね。
今後も、農業と俳優業を両立して活動されていくそうです。
ちあき声優・石田卓也まとめ
いかがでしたか。
「時かけ」のちあきを演じた石田卓也さんについてご紹介しました。
正直、どんな方かあまり知らなかったのですが、意外な方だなという印象でした。
若い頃はヤンキーだったのかもしれませんが、現在は農業や自然を愛する温和な方だという印象に変わりました。
そして、俳優業も再開され、これからは俳優業を通してこうしたオーガニックの活動をもっと広めたいと思っていらっしゃるようです。
そんな、石田さん演じるちあきに会えるのは「時をかける少女」の中です!
放送は、7月1日(金)21:00〜 22:54金曜ロードショーで!
ぜひ、ひと夏の青春をこの映画を見て取り戻しましょう!!!
翌週には「竜とそばかすの姫」の放送です!
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