2023年2月6日未明、
トルコでマグニチュード7.8の地震が起きて
現時点死者7500人が確認されています。
直下型地震のため、建物倒壊などの被害が大きく、多数の死傷者を出しているようです。
現在のトルコの様子を動画や画像でお伝えします。
過去のトルコでの地震と今回の地震を比較してみました。
また、地震を予兆する不思議な雲が目撃されていたようです。
【最新】2023年2月6日トルコ地震の被害状況は?

震源やマグニチュードは?
2023年2月6日未明、トルコ南部からシリア北にかけて強い地震がありました。

震源地は、
トルコのガジアンテップ付近で、
震源が約18kmと浅い、いわゆる直下型の地震です。
また、自身の規模を示すマグニチュード(M)は7・8で、
日本の震度階級では震度5強~6弱に相当します。

直下型地震のため激しい揺れとなり、建物などが倒壊し被害が大きいようです。
また、余震も続いていて、
マグニチュード7.8の地震が起きてから10分後には
余震とみられるマグニチュード6.7の地震が発生し、
その後もマグニチュード5前後の余震が頻発している状況のようです。
死者や被害状況は?

トルコの災害緊急事態対策庁によると、
シリアと合わせた死者は7500人を超えたとみられています。
現地時間では、午前4時17分ということで多くの人が眠っていたのではないでしょうか。
コンクリート造りの建物があちこちで倒壊し、閉じ込められる人が大勢います。
トルコ当局によると、
2824棟の建物が倒壊し、7003人が負傷したということです。
しかし、死者・負傷者の数は把握しているよりももっと大規模だと予想されます。
日本からも緊急援助隊・救援チームが派遣されます。
トルコで発生した地震を受け、日本政府が早急に結成した緊急援助隊・救援チームの出発を見送りました。
— トルコ大使館 T.C. Tokyo Büyükelçiliği (@TorukoInNihon) February 6, 2023
緊急救助隊・救援チームの結成にご尽力いただいた皆様に対し、その意義あるお力添えに謝意を表します。@JPN_PMO @MofaJapan_jp pic.twitter.com/h4FCXVvQfR
ご武運を。
【画像】トルコ地震現地の状況は?最新動画
トルコの現地の様子を動画や画像をまとめました。


トルコ南部で2つの地震が相次いで発生した。1000人以上の人が亡くなりました。私は8年間、大使としてこの国に駐在しました。歴史とホスピタリティにあふれた地方には何度も足を運びました。すべてのトルコ人に哀悼の意を表します。負傷された方々が一日も早く回復されますように。 pic.twitter.com/dPdjqGIsgo
— セルギー・コルスンスキー駐日ウクライナ特命全権大使 (@KorsunskySergiy) February 6, 2023
【注意】こちらの動画は大きな音や、人々の叫び声などが含まれています。
苦手な方は動画をスルーしてください。
🇹🇷トルコ南部を震源とするM7.9の地震が発生
— タマホイ🎶🍃🗻🧷 (@Tamama0306) February 6, 2023
写真は多大な被害を受けた🇸🇾シリアの北部アレッポの様子
ビルが倒壊 pic.twitter.com/JvYoZ8p7l8
また、東日本大震災では、トルコから多くの支援があったようです。
トルコは古くからの親日国。
— アシ (@meromerosu) February 6, 2023
イラン・イラク戦争では 取り残された日本人200人以上をトルコ国民よりも優先して救出してくれた。
東日本大震災でも非常にたくさんの援助を受けた。
恩を返す時が来たようだ。#トルコ地震 #トルコ大地震 https://t.co/S5jDh7YyvO pic.twitter.com/tNvveVhOpx
一人でも多くの人が救助されることを願っています。
【画像】予言?地震の前兆とも言われる変な雲が目撃されていた!
また、よく地震前に変な雲が目撃されますが、
トルコでも1月に不可解な雲が目撃されていたようです。
先程トルコでM7.8の地震が発生したが先月トルコ上空に出現した奇妙な雲は地震の前触れだったのか? pic.twitter.com/jQ7kx0UnhB
— 宇治井田稔 (@HWug75Tl5FIGdRX) February 6, 2023
もちろん科学的根拠はありませんし、
今回の地震との関連性は不明ですが、
よく変な雲が出たり生き物が大量発生したりと、
自身の前触れとも言える現象はよく目撃されていますよね。
「(淀川のクジラなど)これらは、宏観異常現象です。大地震の予兆である可能性が高いので注意が必要です」。
— 地盤災害ドクター横山芳春@住宅の災害リスクの専門家 (@jibansaigai) February 2, 2023
これはいけない。数少ない該当例を引っ張り、的中しなかったケースをガン無視や、小さな地震に結び付けるやり方も常套手段。科学で語ってほしいですね。https://t.co/glYcexjSL5
クジラの死骸が漂着 宮城・石巻市北上川河口付近
— Tatewaki55 (@tatewaki55) February 5, 2023
又もクジラの死骸。イルカの大群
これは単なる地球温暖化の問題だけか❓
地球の地殻変動に、野生本能の探知機能が
働いた結果でないか
つまり、海底で、とてつもない地震の予兆が
起きているのではないか
日本は、地震国、注意不深い観察が必要 pic.twitter.com/6ImE8xXR3a
トルコで地震あったのかこわいな!ある意味予言当たってるし。 pic.twitter.com/OJ0ZUfoyMO
— うまひろ (@uma0179) February 6, 2023
人が、地震の予兆を感じることができるのかわかりませんが、
自然や生き物に何らかの変化が出ることはあるのかもしれませんね。
過去の地震発生状況〜マグニチュードは過去最高クラス?
トルコは日本と同じく地震が多く国です。
過去に発生した大きな地震と被害状況です。
- 1999年8月17日 北西部コジャエリ県 M7.4 1万7千人以上(死者)
- 2003年5月1日 東部ビンギョル県 M6.4 160人以上
- 2011年10月23日 東部ワン県 M7.2 600人以上
- 2020年1月24日 東部マラティヤ県 M6.7 30人以上
- 2020年10月30日 西部イズミル県沖 M7.0 110人以上
今回の地震は、マグニチュード7.8ということで過去最高クラスの規模です。
死傷者も今後増えると予想されます。
余震が続いていますから、救助活動による二次災害も気をつけなければなりません。
現地の人や救助にあたる人の無事を願ってやみません。