7月2日に札幌のすすきののホテルで起こった
首を切断されるという残虐事件が世間を震撼させています。
被害者となったのは会社員の浦仁志（62）さんです。
真面目な仕事ぶりだったそうですが、
裏では「ともちん」の愛称で女装を楽しむ別の顔がありました。
度々夜の街に繰り出していたという被害者や、
事件前に参加していたイベントについて調べました。
【画像】浦仁志は女装家のともちん？
首を切断された被害者の浦仁志さんは、
ディスコ界隈では
「ともちん」「トモちゃん」
などの愛称で親しまれていたといいます。
女装が趣味だった浦さんに何があったのでしょうか。
すすきの首切断事件とは？
7月1日、恵庭市からすすきのに車で来た浦さんは、
同日午後16時から開催のディスコイベントに参加しました。
終了後、犯人と待ち合わせ、
イベント会場から徒歩5分程度の場所にある
ラブホテルにチェックインしたと見られています。
その後、浦さんは殺害され、
頭部を切断されて持ち去られました。
浦さんの衣類や所持品などは現場に残されておらず、
犯人の特定にも至っていません。
犯人も女装の格好をしていたようで性別はわかっていません。
計画的で猟奇的な犯行で、
一刻も早い犯人逮捕が望まれます。
女装が好きな被害者の人物像
町内会の区長や
内装建材会社の工場に勤務していた一方で、
女装を楽しみ、ダンスクラブやバーなどを飲み歩く
裏の顔を持っていたという浦仁志さん。
浦さんと顔見知りのイベント参加客は
こう明かしています。
その日も女性の恰好で会場に来ました。ショートヘアに、白いカーディガンのような服を着て、膝下まであるスカート。
引用：文春オンライン
（略）イベントが始まると、上下セパレートで光沢のある銀色の衣装に着替えていました。
右の胸元には『NASA』と書かれていて、宇宙服というか、ピンク・レディーの『UFO』みたいなイメージ。電飾のついた小さなリュックも背負っていました。
事件前、
個性的なコスプレを楽しんでいた浦さんの様子が残っています。
いつも綺麗な女性の恰好をしていたという浦さん。
知人によると、
40代くらいに見えたので、事件で年齢を知った時は別人じゃないかと思ったほど。
引用：文春オンライン
身長は170センチくらい。女装のクオリティは高く、お化粧もばっちりで。
少し大柄だけど、服装はナチュラルでおしゃれな女性そのもの
と、女装のクオリティは高かったことがうかがえます。
確かに60代には見えないほど綺麗ですよね。
通称『トモちゃん』と呼ばれていた
という証言や、
浦さんの知人と思われるTwitterなどから
周囲からはニックネームで親しまれていたことがわかりました。
ただ、結婚して奥さんがいたことやディスコでナンパしていたこと、
知人の証言から
好きなのは女性ということもわかっていて、
女装はあくまで趣味のようです。
浦仁志が参加していたディスコイベントとは？
浦仁志さんは事件当日、
すすきので開催されるディスコイベントに参加するために
札幌に出向いていたことがわかっています。
どんなイベントだったのでしょうか。
事件当日に訪れていたディスコイベント
浦さんが参加したディスコイベントは、
「DISCO 2023-ディスコティックの神話vol.9」
です。
イベントの概要を示します。
『DISCO 2023-ディスコティックの神話vol.9』
2023年7月1日（土曜日）16:00 OPEN/START 22:00CLOSE
ジャスマックプラザホテル ザナドゥ
札幌市中央区南7条西3丁目 011-551-3333
前売5000円（1D）当日6000円（1D）
イベントの客はバブル世代の40～60代が中心といい、
・踊るのが好きな人が集まるイベント
・１割程度が女装している
・Tシャツにジーンズ、スーツ姿といった普通の恰好をした人も多い
・膝上までの短い和服、光るソールのスニーカーなど派手な格好で目立つ人もいる
ことがわかっています。
女性が多いといった意見もありました。
会場となった場所「ザナドゥ」
イベントの会場となった
ジャスマックプラザのザナドゥとは
どんな場所なのでしょうか。
こちらはホテルの公式サイトに載っていた会場の様子です。
「一流アーティストのコンサートにも使われる、プロ仕様の本格音響・映像・照明を備えたメインホール」
とされており、セミナーや展示会、結婚披露宴にも使用されているようです。
一方、こちらは事件当日のディスコイベントの様子です。
雰囲気が一変し、同じ会場とは思えないほどですね。
当時は400人以上が集まり、
半分ほどが常連客だったとか。
4年ぶりの開催となったことも相まって
賑わいを見せていたようです。
浦仁志はディスコイベントのキャストで人気だった？
浦仁志さんは
度々ナイトクラブやディスコを訪れ、
その界隈では
人気者だった
ことがうかがえます。
浦さんの知人やイベントの参加者は次にように証言しています。
少なくとも7、8年ほど前からはススキノで見かけられていた
ダンスフロアで他の参加客と楽しそうに喋ったり、踊ったりしていた
1人の時は物静かに飲んでいるけど、知っている人がいれば楽しげに話していた
女性数人と来たことも。他の客と馴染みやすいキャラクターではあった
イベントで仮装に着替えて来るとディスコの雰囲気に溶け込んで、
よく人とコミュニケーションをとっていた
頻繁にクラブに出入りし、
周囲からニックネームで呼ばれ、
楽しそうにコミュニケーションを取っていたう様子が浮かび上がりました。
このことから、
ディスコ界隈では人気者だったのではないかと
考えられます。
一方で、普段は
・周囲とはほとんど交流がない
・おとなしい人で、無理に人に絡んだりすることはない
といいます。
昼は真面目に仕事をし、
夜はもう一つの顔を楽しんでいたのかもしれませんね。
30代ハーフ美女の彼女がいた？
知人の話によると、
浦さんは結婚してはいましたが、彼女ができたことを
周囲に話していたそうです。
「今年の春頃、トモちゃん（Aさん）が『彼女なんです』と、スマホで写真を見せてくれたことがあったんです。見た目は20代から30代、目鼻立ちがハッキリとした、ハーフっぽい美女でした。『クラブで知り合った』と言っていました」
引用：文春
こうしたイベントで知り合ったそうですが、
この交際相手が犯人なのでしょうか。
防犯カメラ映像にうつっていた犯人と思われる人物は、
身長160センチ前後で電話の声も女性っぽかったとのことから
やはり女性なのではないかと思われます。
しかし、頭部切断なんて簡単にできると思えませんから、
医学的知識のある人物ではないかとも言われています。
女装家・浦仁志とディスコイベントまとめ
殺害後、首を切断されるという残虐な目に遭い
無惨な姿で見つかってしまった浦仁志さん。
区長や建材会社で真面目に働く一方、
夜は「ともちん」「トモちゃん」として
女装を楽しみながらクラブなどに出入りしていたようです。
事件前に訪れていたディスコイベントは
ジャスマックプラザホテルを会場とした
「DISCO 2023-ディスコティックの神話vol.9」
で、バブル世代を中心とした
ダンスイベントだったことがわかりました。
他のお客さんと楽しそうにコミュニケーションを取っていた
浦さんは人気者であったと思われ、
今回の事件を悲しんだ人も多かったことでしょう。
犯人は、こうしたイベントで出会った人物である可能性が高そうですね。
1日でも早く真相が解明することを願っています。
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