日本のウユニ塩湖とも言われる香川県三豊市のインスタ映えスポット父母ヶ浜(ちちぶがはま)をご存じでしょうか?
6月25日(土)放送の「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」(18:30〜 20:54)で紹介されています。
インスタで見るような美しい写真を撮るにはある一定の条件を満たさないといけません。
その条件とは?
この記事では、父母ヶ浜へのアクセス方法や写真撮影おすすめの時間帯・撮影のコツなどをお伝えします。
日本のウユニ塩湖・父母ヶ浜とは?
「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」で紹介された日本のウユニ塩湖こと父母ヶ浜(ちちぶがはま)とは、香川県三豊市(みとよし)にある海水浴場です。
2017年に、水面が鏡面状に見えるウユニ塩湖のような写真を撮影できるスポットとしてSNSを中心に人気が出て、新たな観光地として注目されるようになりました。
付近にはおしゃれなカフェもあり、海を見ながらゆったりとしたひと時を過ごすことができます。
ウユニ塩湖とは
ウユニ塩湖とは、南米のボリビア西部にある都市ウユニから車で1時間ほど、アンデス山脈に囲まれた広大な塩の大地のことです。
その広さは岐阜県(10,620km²)とほぼ同じというから驚きです。
日本の海外のスケールの違いを感じますね。

「世界で最も平らな場所」であるウユニ塩湖では、降った雨が流れることなく大地に薄く膜を張ることで、空を湖面に映し出す「天空の鏡」と呼ばれる神秘的な絶景が現れます。
引用:HIS
まさに水鏡となって上も下ない幻想的な世界が撮影できるというわけですね。
そんなウユニ塩湖のような写真が撮影できるスポットが日本にもあるのです!
父母ヶ浜とは
それが、香川県三豊市にある父母ヶ浜(ちちぶがはま)です。
母と書いて「ぶ」と読むのですね!

父母ヶ浜は、香川県の西部三豊市にある約1kmのロングビーチが広がる海水浴場です。
夕日スポットとしても有名なんです!
干潮時には約500mも潮が引き、遠浅になるのが特徴です。
私も訪れたことがあるのですが、とても海岸が綺麗だったのが印象的でした。
それもそのはず。
地元の有志からなる「ちちぶの会」が美しい父母ヶ浜を守るために1995年に発足し、以来、ボランティアでずっと清掃活動を行ってきました。

浜はゴミもなく綺麗で、夕日も美しい海岸で昔から地元の人から愛されてきましたが、当時は1日に数名しか観光客が訪れなかったそうです。
そんな中でも地道に清掃活動を続け、転機が訪れたのが2017年。
1枚の写真がSNSにアップされると
「まるでウユニ塩湖だ!」
と話題になりました。
それがこの写真。

こ投稿は、偶然撮れた1枚だったそうです。
この投稿が新聞社などのメディアに目に留まりさらに話題になり今のように多くの観光客が訪れるようになりました。
そして、2017年以前は年間で約1万人が訪れていた浜に、2019年には年間で約45万人もの人が訪れる人気スポットになったわけです。
こうした写真は、干潮時間に砂浜の上に大きな水溜りができ綺麗な鏡となり撮影できます。
父母ヶ浜は三方山に囲まれていて、風が遮られることで、水たまりの水面が凪となり、美しい水鏡ができるわけです。
この地形ならではの特徴ですね。
父母ヶ浜の場所やアクセス方法
父母ヶ浜へのアクセスは車がおすすめです。
駐車場も広いですから止められないということはないでしょう。
JRだと最寄駅は、詫間駅になります。
そこからタクシーで約20分程度かかります。
車であれば、高松自動車道 さぬき豊中ICより約20分、三豊鳥坂ICより約20分です。
レンタカーやレンタルバイク、またコミュニティバスや観光周遊バスも運行しています。
料金や時刻表などの詳しい情報は三豊市観光交流局のホームページをご覧ください。
【父母ヶ浜場所】
香川県三豊市仁尾町仁尾乙203-3
駐車場:一般車両無料 約400台
父母ヶ浜には、飲食できるお店もたくさんあるので景色を楽しむだけでなく、いろんなショップも楽しめますよ!

インスタ映え写真撮影方法

SNSで見るような美しい写真を撮影するにはいつ訪れるのがいいのでしょうか。
ポイントは二つです!
① 干潮時の夕暮れ時
浜に水溜りができる、「干潮」時を狙いましょう!
干潮時間は、三豊市観光交流局ホームページにも掲載されていますので行く前に是非チェックしてください!
② 風がない時間帯
夕暮れ時は、比較的風がやむ時間帯だそう。
風がない時は、水面が波立たないので(凪になる)きれいに撮影できます。
つまり、夕方で天候が良く、風がない時がベストということですね!
撮影方法・うまく撮るコツ

以前、地元の観光交流局の方に撮影のコツを聞いたところ、
できるだけ水溜り近くに座って下から上を見上げる感じで撮影すると、空と水溜りの境界がなく撮れるそうです。
こんな感じですね!

被写体側の奥に砂浜があるのでそこが映らないように下から撮るのがポイントです。

ちょっとでも風があると水面が波打ってうまく鏡になりませんのでこうした条件がわないと撮影できないというのもなんだか神秘的でいいですね。
まとめ

いかがでしたか。
今や有名なSNS映えスポットですが、始まりはたった一枚の偶然撮れた写真だったんですね。
そして、この美しい海岸を守り続けてきた地元の方々の努力のおかげですね。
そうした背景も知って訪れてみるのもいいのではないでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。