8月18日午後2時ごろ、
兵庫県朝来市生野町栃原のゴルフ場で、
明石市副市長の横田秀示さん(60)さんが
倒れているのが見つかり、病院に搬送されましたが、
死亡が確認されました。
警察は、外傷などもないことから
病死の可能性が高いとみて調べを進めています。
横田さんのプロフィールや死因をまとめました。
【死去】明石市副市長・横田秀示がゴルフ場で倒れる

8月18日午後2時10分ごろ、
兵庫県朝来市生野町栃原のゴルフ場で
60歳の男性が
倒れているのがみつかり、
病院に搬送されましたが
午後9時50分ごろ死亡が確認されました。
亡くなったのは、
兵庫県明石市の副市長の横田秀示さん(60)
です。
横田副市長は、市役所の同僚5人と
朝来市内のゴルフ場を訪れていて、
当時は3人ずつに分かれて
プレーしていたということです。
ティーショットを打ち、ボールの元へ向かった横田さんが倒れているのを同僚が発見。
引用:神戸新聞
ボールなどが当たった形跡はなかったという。
横田さんに目立った外傷はなく、
ボールが当たったなどの事故ではなさそうです。
警察は病死の可能性が高いとみて捜査を進めています。
【場所】どこのゴルフ場?
横田秀示副市長らが訪れていたのは、
兵庫県朝来市生野町栃原のゴルフ場
と報じられていて、
その場所には一つしかゴルフ場はありません。
生野高原カントリークラブ
〒679-3331 兵庫県朝来市生野町栃原1784−29


夏は涼しく、
秋は紅葉がきれいなゴルフ場として
知られていたようです。
明石市副市長・横田秀示の死因は?
持病があった

横田秀示明石市副市長の死因について、
警察は病死の可能性が高いとしています。
家族からは、
心臓に持病があった
という話もあるようです。
- 狭心症
- 心筋梗塞
- 虚血性心疾患
- 心臓弁膜症
- 心内膜炎
- 心筋炎
などいろいろありますが、
心臓の病気で突然亡くなることは、
健常者でもあり得ますから、
持病があったとなると年齢も考えると
死因となる可能性はありそうです。
熱中症の可能性

また、一部報道では、
熱中症の可能性も指摘されていました。

8月18日の兵庫県朝来市の最高気温は、
31 ℃
とめちゃくちゃ高いわけではありませんが、
それでも山の上なら直射日光も強いですし、
暑さを感じるでしょう。
今年は特に暑く、
熱中症で倒れる人も多いですから、
横田副市長も
熱中症になった可能性がありますね。
ゴルフの突然死は多い?
さらに、ゴルフ中ということも
突然死と関係がありそうだということもわかりました。
なんとスポーツ中の突然死を年代別に見ると、
60歳はゴルフ中が最も多く、一位となっていました。

ゴルフ場での突然死は多いようです。
1984年からの13年間に全国で合計373人がゴルフ場で突然死されており、
引用:医療法人将優会 クリニックうしたに
そのうち40~60代の男性が80%以上であったと報告されており、
月別発生件数では4月と5月が最多となっています。
2001年の事例だと、
急病は47件で、そのうち26人が突然死だということです。

さらに関東甲信越地方の172ヶ所のゴルフ場を対象にしたアンケート調査によると、
引用:医療法人将優会 クリニックうしたに
プレー中の突然死は1年間に6人であり、全員が中高年の男性で死因は心筋梗塞や心不全であったと報告されています。
60歳以上では、ゴルフ中の突然死がランニング中の突然死の約7.9倍の危険率であったとも報告されています。
なぜ、ゴルフ中の突然死が多いのかというと、
その運動スタイルにあるようです。
運動中、心拍数が早いもののあまり変化することがないほかのスポーツに対して、
引用:医療法人将優会 クリニックうしたに
ゴルフはショットのたびごとに心拍数や血圧は急激に上昇し
打ったとたんに低下してしまう、
これを繰り返すたびに心臓に大きな負担がかかっています。
さらに体が温まらないホールで、ティーショット、第2打、第3打で瞬発力を使い、
息をはずませながらグリーンにあがったにもかかわらず、
息を止めてパット状態に入るため、心臓や脳は酸欠状態となってしまい、
血圧や心拍数はさらに急激に上昇して非常に危険な状態になってしまいます。
突然死の原因は、
心不全・心筋梗塞がほとんど(約85%)で、
続いて脳卒中となっています。
さらに、
真夏のプレー、脱水状態も死に直結しやすくなっていて、
まさに、今回の場合
その多くの要因が重なってしまっていると言えるかもしれません。
中高年の方は趣味がゴルフの方も多いですから、
日頃から生活習慣を気を付けて
体づくりをしておくことや
真夏のプレーは無理をしないことなど
気を付けなければなりませんね。
【追記】死因は虚血性心疾患

続報で横田さんの死因が特定されていました。
同市によると、死因は虚血性心疾患とみられる。
引用:毎日新聞
持病もあり、天候・気温や
環境など総合的な要因から突然死したと考えられそうですね。
明石市副市長・横田秀示のwikiプロフ・経歴

- 名前:横田秀示(よこた しゅうじ)
- 生年月日:1963年8月14日
- 享年:60
- 出身地:兵庫県明石市
- 職業:明石市副市長
- 学歴:大阪大学法学部卒業
横田さんは、大学卒業後は県庁に入庁したようですが、
その後、退職し明石市役所に入りました。
これまで
・人事課長
・明石市企画部長
・政策局長
・統括理事
を歴任し、
2022年9月末から明石市の副市長を務め現在に至ります。
プライベートについては不明ですが、
家族がいたようですから結婚して
妻・子供がいたのではないでしょうか。
横田秀示さんのご冥福をお祈りいたします。