2024年パリ五輪の女子体操団体戦出場枠を
かけた世界選手権で、
補欠からの急な繰り上がりで健闘した
畠田千愛さんは、両親も姉も元体操選手
という体操一家で育ちました。
千愛さんの父親はバルセロナオリンピック
でのメダリストです。
コーチを務める千愛さんの姉と母も
元体操選手でした。
そんな畠田一家をご紹介します。
畠田千愛のwikiプロフィール
名前 畠田千愛(はたけだ ちあき)
生年月日 2004年7月14日(2024年2月現在19歳)
出身地 東京都
身長 147.5センチ
所属 セントラルスポーツ
趣味 音楽を聴くこと
畠田千愛さんは、
父親 好章(よしあき)さん
母親 友紀子さん
姉 瞳さん
千愛さん
の4人家族です。
体操を始めたのは、千愛さんがまだ
小学校1年生の時でした。
2019年にはカナダで行われた世界ジュニアカップの
個人総合で千愛さんは8位になりました。
2023年FISUワールドユニバーシティゲームズでは
代表として出場し団体2位の成績を
納めています。
畠田千愛さんの得意種目は床(ゆか)運動で
2021年には全日本シニアで
床種目において優勝しました。
畠田千愛の父親はオリンピックメダリスト
畠田千愛さんの父親は、バルセロナオリンピック
男子体操団体戦で代表選手として出場した
畠田好章(よしあき)さんです。
バルセロナオリンピックは1992年に行われ、
日本男子体操は団体総合で銅メダル
を獲得しました。
また好章さんは、
1995年の世界選手権では団体銀メダル、
種目別ではあん馬と鉄棒で銀メダルを手にしています。
ちなみに好章さんは徳島県鳴門市出身で、
1972年5月12日生まれです。
現在は
日本体育大学体育学部体育学科教授
をしています。
また、好章さんはTBS系列で放送される
「SASUKE」の第6回大会に
出場したことがあるそうですよ。
著書に
『技術と安定性を磨く! 男子体操競技上達のポイント50』
があります。
なお、好章さんの趣味のひとつは音楽鑑賞です。
千愛さんが音楽を聴く趣味があるのは、
父である好章さんの影響があったのですね。
畠田千愛の母親は元体操選手で姉のコーチだった!
畠田千愛さんの母親は
旧姓磯兼(いそかね)友紀子さんです。
友紀子さんは
*元千愛さんの姉・瞳さんのコーチ
*元体操選手
をしていました。
1973年に広島県で生まれ、
1993年全日本学生選手権において
友紀子さんは平均台で金メダル、
個人総合で4位の成績を残しています。
その後友紀子さんは1994年、1995年に
全日本学生選手権、個人総合3位を獲得しました。
1996年には全日本社会人選手権で友紀子さんは
個人総合3位、床種目では優勝を飾っています。
瞳さんは、コーチをしている友紀子さんについて
「母の指導法は自分に合っていたし、
教え方もすごくいいなと思う」
と語っていました。
母親として瞳さんのことを
よく知っている友紀子さんだからこそ、
娘の性格にあった指導ができたのでしょうね。
畠田千愛の姉・瞳は元選手で現在はコーチ
千愛さんの姉、瞳さんは、
*元体操選手
*現在は千愛さんのコーチ
です。
瞳さんは2000年9月1日生まれです。
小学校3年生から体操を始めました。
2019年に瞳さんはイタリアのナポリで行われた
ユニバーシアードで
- 個人総合
- 団体総合
- 段違い平行棒
- 平均台
と4個の金メダルを獲得しました。
2021年に開催された東京オリンピック
体操女子団体総合では5位に入賞しています。
しかし、練習中の怪我で首を痛めたために
手のしびれなどが残り、瞳さんは
2022年4月25日に引退しました。
現在はセントラルスポーツで
妹である千愛さんのコーチをしています。
瞳さんは引退前、全日本選手権の床種目に出場し、
インタビューで答えていました。
「今まで教えてもらったことを、
自分が指導者になった時に教えていきたい」
母親・友紀子さんが自分に教えたことを
受け継いでいきたいと語ったのです。
そして2022年5月、NHK杯でコーチとして
デビューを飾りました。
その時全日本では9位だった妹の千愛さんが、
瞳さんのアドバイスを受けて6位に浮上し、
「ちょっと顔が明るくなったので、
(コーチに)ついて良かった」
と微笑んだそうですよ。
千愛さんは2023年アントワープでの
世界選手権後に
「自分の試合で海外で家族がそろうことが
できて、私としてはそれが今までのなかで
一番うれしかったことだと思う」
と語りました。
試合では、コーチである姉・瞳さん、両親、自分と
全員そろえたことを千愛さんは喜んでいました。
それまでは瞳さんが出場し、千愛さんだけが
日本に残されていたのです。
「そのことは母友紀子さんが一番悲しんでいたと思う」
とも千愛さんは語っていました。
また試合会場に家族でそろいたい
千愛さんはそう思っているのでしょう。
ましてや千愛さん自身が出場してパリ五輪出場権ですから、
代表選手になるための情熱は熱いものがあります。
千愛さんは自分の演技で見て欲しいところに
ジャンプの高さをあげています。
平均台でも臆するところなく高いジャンプを
披露する千愛さんの演技をパリ五輪で
見たいですね。
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