小山直城さんは、
2023年10月15日のMGCで優勝し、
2024年パリ五輪の男子マラソン代表
に内定しました。
出身大学で培った酒類、麹や酵母の知識が、
今の陸上人生に生きていると言います。
そんな小山さんのwikiプロフィールと経歴、
学歴、東京農業大学の醸造科に進んだ理由や
陸上で役に立ったエピソードをご紹介します。
小山直城のwikiプロフィール・経歴
小山直城のプロフィール
![小山直城](https://nipponnowadai.com/wp-content/uploads/2024/01/16.jpg-1-500x333.jpg)
名前 小山直城(こやま なおき)
生年月日 1996年5月12日(27歳)
出身地 埼玉県日高市
身長 170センチ
体重 55キロ
出身校 東京農業大学
登録陸協 東京
所属 HONDA
![小山直城](https://nipponnowadai.com/wp-content/uploads/2024/01/2.jpg-1-500x333.jpg)
続いて、小山直城さんの
マラソンの成績もご紹介します。
【マラソン自己ベスト】
10000m:27.55.16(21年)
ハーフ:1.01.08(20年)
マラソン:2.07.40(23年)
【マラソン全成績】
2022. 3. 6 東京 22位 2.08.59
2022. 8.28 北海道 11位 2.14.20
2023. 3. 5 東京 15位 2.08.12
2023. 7. 2 ゴールドコースト 1位 (自己ベスト)2.07.40
2023.10.15 マラソングランドチャンピオンシップ 優勝 2.08.57
小山直城の経歴
![小山直城](https://nipponnowadai.com/wp-content/uploads/2024/01/11.jpg-1-500x333.jpg)
小山さんは、
小学生のときスポーツ少年団で
野球とサッカーをしたことで体力がついたそうです。
日高市立高麗川中学校では陸上部に所属
しながら、生徒会副会長を務めました。
その後進学した高校は松山高等学校です。
高校陸上で力を伸ばし、2015年1月の
全国都道府県対抗男子駅伝で4区区間賞を得る
走りで埼玉チームの優勝に貢献しました。
大学は東京農業大学に進学します。
大学では2年生で2017年1月の第93回箱根駅伝の
関東学連チームで4区を走りました。
卒業後は設楽悠太さん(現西鉄)に憧れて
本田技研工業に入社しました。
![.設楽悠太](https://nipponnowadai.com/wp-content/uploads/2024/01/18.jpg-1-500x333.jpg)
小山さんは陸上競技部に入部し、実力を発揮しています。
ニューイヤー駅伝では2022年、2023年と
チームの連勝に貢献しました。
【学歴】小山直城の大学の学部はどこ?
東京農業大学
![東京農業大学](https://nipponnowadai.com/wp-content/uploads/2024/01/9.jpg-1-500x332.jpg)
小山さんは、
醸造科学科の酒類生産科学研究室
に所属していました。
東京農業大学の偏差値は40.0〜52.5です。
徳川育英会「育英黌農業科」が、東京農学校を経て、
1946年に東京農業大学になりました。
醸造技術分野の酒類生産科学研究室では、
酒づくりを科学する
として酒類の醗酵メカニズム以外にも、
生産に関わる現象について多角的に解析を
行っています。
小山さんはチームとしては
箱根駅伝に出場できませんでした。
しかし、2年の時に関東学生連合の4区を走り、
区間10位と同等の走りをみせました。
また、注目される活躍は他にもありました。
関東インカレの活躍が最も印象に残っている。1年時に2部5000mで5位入賞。4年時(2018年)は2部10000mで5位(日本人2位)に食い込むと、5000mでは日本人トップ(全体2位)に輝いた。
引用元:RONSPO
埼玉県立松山高等学校
![埼玉県立松山高等学校](https://nipponnowadai.com/wp-content/uploads/2024/01/4.jpg-1-500x333.jpg)
小山さんの出身高校は松山高等学校です。
同校の2024年度の偏差値は、
61~65となっています。
埼玉県内の公立高校では
偏差値が10位の進学校です。
小山さんは3年の時に
2015年全国都道府県駅伝に埼玉チームで出場しました。
憧れていたという設楽悠太さんからタスキを
受け取ると、4区で区間賞を獲得して、
優勝に貢献しました。
高校の頃の思い出を
小山さんは次のように語っています。
地元の奥むさし駅伝では高校3年生の時に区間賞の走りで沿道を沸かせ、「地元で色々な経験をさせてもらった」と小山さん。
引用元:文化新聞
日高市立高麗川中学校
![日高市立高麗川中学校](https://nipponnowadai.com/wp-content/uploads/2024/01/7.jpg-1-500x333.jpg)
小山さんの出身校である高麗川中学校は、
昭和22年に開校された歴史のある中学校です。
生徒数は市内最大を誇っています。
小山さんは中学でも
勉強と陸上と文武両道で頑張っていました。
さらに、生徒会副会長にも選ばれ、
男女ともに人気があったことがわかります。
日高市立高麗川小学校
![日高市立高麗川小学校](https://nipponnowadai.com/wp-content/uploads/2024/01/8.jpg-1-500x334.jpg)
小山さんが通っていた高麗川小学校は
1916年開校の伝統ある学校です。
高麗川中学校と施設分離型として
9年間を見通した教育課程を編成し
小中一貫教育に取り組んでいます。
小山さんは小学校の頃からスポーツに親しんで
きました。
小山直城はなぜ理系に?陸上に役立ったエピソードを紹介!
理系に進んだ理由
![小山直城](https://nipponnowadai.com/wp-content/uploads/2024/01/1.jpg-1-500x335.jpg)
小山さんが東京農業大学醸造科学科の
酒類生産科学研究室に進んだ理由は、
「将来、陸上で食べていけるのは本当に一握りの選手だけ。勉強も頑張らないといけない」と考えたから。
引用元:4years
と打ち明けています。
3年生の時、熊本で2週間行った酒造りの実習が
思い出に残っているそうです。
陸上に役立ったエピソード
![小山直城](https://nipponnowadai.com/wp-content/uploads/2024/01/14.jpg-1-500x333.jpg)
「試合前のエネルギー対策とかに役立っている。乳酸菌は飲むようにしていて、きのうも乳酸菌飲料を飲んだ」と知識はコンディション作りに生かしている。
引用元:サンスポ
酒類、麹や酵母の勉強をしたことが陸上にも役に立っている
と小山さんは語っています。
東京農業大学では、他にも得るところが
ありました。
在学中に箱根駅伝の予選敗退が続いていたため、
監督が2度交代しています。
そのため小山さんは、
3人の監督から学ぶことができました。
いろいろな練習を経験できたことが役に
立っていると言っています。
![小山直城](https://nipponnowadai.com/wp-content/uploads/2024/01/3.jpg-1-500x332.jpg)
また、監督を合わせてもスタッフが3人だった
ために、自己管理能力が養われたとも。
けがや体調不良なく、継続して練習できるように意識することだ
と大学の後輩たちに語り、
睡眠と食事を大切にしている小山さんです。
大学の研究室には、小山さんの言葉が残されています。
私は大学卒業後も陸上競技(駅伝・長距離)を続けます。本田技研工業にお声を掛けていただき正社員として入社します。目標はマラソンで日本人3位に入り、世界大会・オリンピックに出場することです。
引用元:東京農業大学
小山さんは言葉のとおり、見事夢を実現させ、
オリンピック出場の内定を手にしました。
小学校の頃から努力を続けてきた小山さんを
これからも応援したいですね。
コメント