アリ探究家の島田拓(しまだ・たく)さん(40)が
手がけたアリの巣マシーンの売れ行きがすごいとニュースになっていました。
島田さんはアリが好きすぎて高校中退しアリ専門の通信販売会社を立ち上げました。
そんな島田さんには息子4人と妻とペットの大家族。
好きなことを突き詰めて成功する秘訣が気になりますよね。
島田さんの経歴や家族・年収について調査しました。
島田拓「蟻(あり)マシーン」爆売れ

アリ探究家として有名な島田拓さんが手掛ける「蟻(あり)マシーン」が爆売れ中です。
「蟻(あり)マシーン」とは、
粘土で大小の巣穴の型を作り、石膏(せっこう)を流して固めて作った、 手作りの飼育ケース
です。
巣の中の生活が観察できる面白さから、
コロナ禍で需要が高まったようですね。
一つ7,000円以上する商品ですが、
年間1500個前後売れていて、売り切れ続出なんだそうです。
そんなヒット商品も最初から売れていたわけではなく、苦労があるようです。
島田さんの成功の秘訣を紐解いていきましょう!
島田拓プロフィール(経歴・学歴)

名前:島田 拓 (しまだたく)
生年月日:1981年生まれ(40歳)
出身地:東京都目黒区
学歴:高校中退
職業:アリ探求家、アリ専門店「AntRoom」代表、昆虫写真家
島田さんが、アリに興味を持ち始めたのは中学生の頃なんだとか。
子どもの頃から生き物が好きで、高校生になると、ペットショップでアルバイトを始め、コウモリやハリネズミ、は虫類などの飼育を担当しました。
その楽しさに気づいた島田さんは、ペットショップのアルバイトに没頭するあまりなんと高校を中退。
そして、2001年にアリの通販専門店「AntRoom(アントルーム)」を開業します。
アリの飼育キット「蟻マシーン」の販売を始めましたが、当初は注文がまったく来なかったそうです。

奥様から、
「アリだけで食べていけるの?」
と心配されていたそうですが、今では年間1500個もキットが売れるまでに大成功されています。

日本で唯一とも言えるアリ研究家になられ、
『情熱大陸』にも出演されました。
著書に、『ぜんぶわかる!アリ』、『アリとくらすむし』、
共著に『アリのくらしに大接近』、
『アリの巣のお客さん』、『アリのかぞく』
などがありますので気になる方はこちらもチェックしてみてください。
島田さんの成功の秘訣
最初は全く売れなかったアリキットがなぜここまで人気になったのでしょうか。
二つのきっかけがあり、認知度が上がったようです。
友人の存在
島田さんは、画家の友達に『蟻マシーン』を見せたら、
『すごくおもしろい』
と大絶賛されたそうです。
そして、絵の展覧会で、一緒に飾ろうと誘われます。
その展示会場は渋谷や原宿のおしゃれなカフェやバーだったようで、たくさんの人が訪れました。
そこで、興味を持ってくれる人が増え、少しずつ認知が広がっていったそうです。

こちらが島田さんが撮影した蟻の写真です。
蟻の表情や体毛まではっきり見えます。
正直アリにあまりに興味を持ったことはないですが、ありに体毛があるなんて初めて知りましたし、顔もよくみると可愛いなとか思いました。
島田さんのお話を直接聞いたらもっとアリの興味深い話が聞けそうですよね!
雑誌掲載
さらに、原宿の洋服屋が店舗の一角に『蟻マシーン』を置いてくれたことがきっかけで、それが編集者の目に留まり雑誌に掲載されたようです。
このことで大きな反響があったそうです。
やはり雑誌やテレビなどのメディアで取り上げられると一気にバズりますよね。
こうして、少しずつ認知度があがり、今までアリに興味を持っていなかった人も興味を持つようになったことでビジネスとして軌道にのり始めます。
やはり、どんなにいい商品を持っていても知ってもらわないことには売れませんから、こうして地道に露出してPRしたことが功を奏したのではないでしょうか。
そして何より、好きなことに熱中し続け極めたことが島田さんの何よりの強みではないでしょうか。
いくら好きでもお金にならなければ続けられないですよね。
それでも諦めず、自分が好きなことに没頭し続けたことで島田さんの個性になり、唯一無二の特技になったことが成功の秘訣だと思います。
島田拓の年収は?
気になる島田さんの年収はいくらくらいあるのでしょうか。
ご本人は、
「商売は得意ではないし、売り上げももっと伸ばそうという気はないんです」
引用:朝日新聞
と謙遜していましたが相当稼がれているのではないでしょうか。
主な収入源は、20歳で始めたアリとアリの飼育用品の販売です。
『アリの飼育キット』は、コロナ禍での巣ごもり需要も相まって多い月は200個も売れることもあるそうです。(年間1500個前後)
「蟻マシーン」は、
「2号ミニ」(高さ145mm×横110mm 7,700円〜)から、「3号特大」(高さ240mm×横320mm×奥行き55mm 32,780円〜)まで5種類
あります。
単純計算で、
7,700円✖️1500個(年間)🟰11,550,000円
になります。
これは、一番安いキットで計算していますから実際はもっとあるはずです。
すごいですね。
この他にアリの生体の販売も加わってきますから売り上げはさらに上がりますね。
AntRoomは島田さんの他にもう一人しかスタッフがいないようですし。
また、過去にテレビ出演されたときに収入について
「アリの通信販売事業だけで月収150万円くらいある」
とお話しされていました。
つまり年収だと1800万円になります。
もちろん販売事業以外にも書籍出版やテレビ出演などもありますから年収はもっとあるということになりますね。
奥様はアリだけで生活できるのかと不安だったようですが、アリだけで生活できている現状が素晴らしいですね。
「好きこそものの上手なれ」とはまさに島田さんのことですね。
家族は妻と4人の息子
島田さんの家族は、奥様と4人の息子さんです。
奥さんの名前や画像は載っていませんが、中学校の同級生と結婚されたようです。
中学時代からのお付き合いだったそうで、長く一緒にいらっしゃることからも奥様との仲の良さや絆を感じますね。
自分が奥様の立場だったら「アリだけで生活できるの?」と不安になり、途中で見放してしまっているかもしれません。
島田さんを信じて支えてこられた奥様は本当にすごいですね。
また、その期待にしっかり応えた島田さんも素晴らしいです。
そして4人の息子のパパでもあるというからもう脱帽です。
お父さんと一緒に昆虫採集や観察をするうちに息子さんたちも虫好きになったようです。
その様子をTwitterなどでアップされていますが、子どもたちがとにかく可愛いです。
息子さんは4人いて、上から
- 長男 小学5年生(10歳)
- 次男 小学2年生(7歳)
- 三男 4歳
- 四男 0歳(2022年9月18日生まれ)
です。
10歳の息子は「アリ探しをしてるときが一番楽しい!」と言っています。
— AntRoom 島田拓 (@AntRoom_taku) August 20, 2022
アリ好きとして、息子と一緒にアリ探しが楽しめるのは嬉しいです。
ちなみに7歳と4歳の息子は、それぞれ好みが異なり、アリには一切興味はありません。
何でもよいので、夢中になれることがあるのは素晴らしいことだと思います。 pic.twitter.com/cvCoyS6IHv
4人目の男の子は今年生まれたばかりだそうです。
突然ですが、息子がもう一人産まれました!
— AntRoom 島田拓 (@AntRoom_taku) September 17, 2022
毎回思うことですが、妊娠から出産は簡単なことではありません。
いつ何が起きるのか分からず、嬉しい気持ちだけではなく、それ以上に不安な気持ちがあり、まったく安心できません。
無事に元気に産まれてくれてやっと一安心です。https://t.co/Vp2l9NtLzj pic.twitter.com/2UbTu7TnKz
生後間もない新生児は、突然ニコっと笑うことがあります。
— AntRoom 島田拓 (@AntRoom_taku) September 20, 2022
これは新生児微笑(生理的微笑)と呼ばれる現象で刺激を受けて笑っているのではなく、反射的に起こる、この時期特有の現象です。
そんな新生児微笑の撮影に成功しました!
すいません、ただの親ばか日記でした(笑)https://t.co/DrbATgesN0 pic.twitter.com/yQUESKf5vp
めちゃくちゃ可愛いですね。
さすが普段から小さなアリの表情まで撮影されている島田さん。
貴重な新生児の笑顔ショットも逃さず撮影されています。
4人兄弟仲良くゲームする姿はなんとも可愛らしいですね。
4兄弟でマリオカート。
— AntRoom 島田拓 (@AntRoom_taku) September 30, 2022
みんな楽しそう。 pic.twitter.com/oVVDTLr8cU
二年生の息子は、今日も文鳥の匂いを嗅いでから学校に行きました🐦 pic.twitter.com/JU96RDZbn4
— AntRoom 島田拓 (@AntRoom_taku) October 11, 2022
4歳の息子、今まで文鳥が大好きで、
— AntRoom 島田拓 (@AntRoom_taku) September 17, 2022
一緒に遊びたくて追いかけてしまい避けられていましたが、最近は追いかけずに待つことを覚えたようです。
すると文鳥から近寄ってくるようになりました。
大好きだからと言って、追いかけすぎてはいけないようです。
#文鳥 pic.twitter.com/WcySXeqjjj
子どもたちも動物や昆虫が大好きなようですから、
将来は島田さんのような生き物に関わるお仕事をされるかもしれませんね。
今回は、アリ博士・島田拓さんについてご紹介しました!
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