顔出し・実名でセクハラ被害を訴えた元自衛官の女性、
五ノ井里奈(ごのい・りな)さんをご存じでしょうか。
YouTubeやTikTokなどで動画が流れてきて
気になっている方もいらっしゃると思います。
夢半ばに自衛官の道を絶たれてしまった
五ノ井さんは実はエリートだったようです。
学歴や経歴などをご紹介します。
五ノ井里奈はなぜ自衛官になった?
宮城県東松島市出身の五ノ井さんは、
小学4年生の時に東日本大震災に見舞われます。
学校で被災しますが、五ノ井さんたちは2階に逃げて無事でした。
母親と再会できたのは被災から1週間後。
家に戻ると、1階部分は津波に流され、
室内で飼っていた愛犬2頭が亡くなっていたそうです。
その後は公民館で避難生活を送ることになりますが、
この時災害支援に来てくれた女性自衛官の存在が大きな支えとなり、
自衛官を志すようになったそうです。
「女性自衛官がお風呂を造ってくれたり、お風呂上がりには腕相撲をしたりして、遊んでくれました。私は小さい頃から柔道のオリンピック選手を目指していたので女性自衛官にそのことを伝えると、『柔道は続けたほうがいいよ。頑張ってね』と応援してくれました。私にとって憧れの存在でした。この時から、いつかは陸上自衛隊に入りたいと夢を抱くようになりました」
引用:アエラドットインタビュー記事
こうして五ノ井さんは、
大きな希望を胸に20歳で自衛官になるのですが、
男性隊員の身勝手なセクハラ行為で
その夢は閉ざされることになってしまいました。
五ノ井里奈のwikiプロフィール
現在の活動
五ノ井さんは、現在自衛隊を辞めて、
YouTubeやTwitterなどのSNSを使って、
こうしたセクハラ被害に苦しむ女性が再び出ないように啓発活動を行いながら、
ご自身のセクハラ事件についても戦っている状態です。
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一方で、
「笑わせることが生きがい」
と話す五ノ井さんは
何らかのステージで芸を披露されたりもしているようです。
辛い思いをされいるはずのなのに、
人を笑わせることに力を注げるなんてとても前向きで明るい方なのですね。
そんな人を傷つけたセクハラ犯が許せませんね。
経歴・学歴「強くなるために柔道を」
五ノ井さんは、病気を患った母親に「強くなりなさい」と言われ柔道を始めました。
そして、中学・高校と柔道で全国大会ベスト16の成績を残すほどの実力者に成長を遂げます。
五ノ井さんは宮城県の出身で、最初は地元の高校に通っていましたが、訳あって中退し、
その後兵庫県立飾磨工業高等学校に転校して柔道を続けます。
そして全国高校選手権の兵庫予選63キロ級で優勝を果たします。
その後、高校時代の柔道成績を見込まれ、
2019年に山口県の東亜大学・スポーツ健康学科に入学します。
大学1年生の時にも山口県予選会で1位の好成績を納めるなど
柔道の実力をさらに伸ばしていきます。
(2019年5月11日「全日本ジュニア柔道体重別選手権大会山口県予選会57㎏級優勝)
しかしその後、自衛官への夢が捨てきれずに大学中退。
それでも柔道への熱は冷めておらず、自衛隊体育学校の柔道部に入って、
オリンピックを目指すことにしたんだそうです。
好きな柔道を続けながら、
自衛官アスリートへの道を歩んでいこうと意気込んでいた中での
今回のセクハラ事件。
あまりに失礼で、身勝手な行為にはらわたが煮え繰り返る思いです。
彼女が自衛隊を続けることができるような環境であれば、
五ノ井さんはエリート自衛官になられていたことでしょう。
2023年12月追記:元自衛官の3人五ノ井さんへの強制わいせつで有罪判決
五ノ井里奈さん(24)への
強制わいせつ罪に問われた元自衛隊員の
渋谷修太郎被告(31)
関根亮斗被告(29)
木目沢佑輔被告(29)
に対して、
福島地裁は2023年12月12日、
懲役2年、執行猶予4年
の実刑判決を言い渡しました。
五ノ井さんに対する性暴力で3人は有罪判決となりましたが、
夢を持って自衛隊に入隊した五ノ井さんの
夢を潰した罪は許されることではないでしょう。
【原文】全く誠意を感じない謝罪文!字が汚すぎる!日本語がおかしい?↓
元自衛官・五ノ井里奈は現在何している?今後の活動や仕事が予想外!?↓
22歳で夢絶たれた五ノ井里奈が受けた性被害!加害者男性上司の名前は?↓
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